特許
J-GLOBAL ID:200903094063549118

内燃機関のクランク角検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-133748
公開番号(公開出願番号):特開平9-049453
出願日: 1996年05月28日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】内燃機関の始動操作後、すぐにクランク角を検出することができる内燃機関のクランク角検出装置を提供すること。【解決手段】クランクロータ21の一方のエッジには、第1被検出溝22が等間隔毎に形成され、他方のエッジの第1被検出溝22間に対応する位置には、前後で形成数が異なると共に前後の形成数の組み合わせが各々異なる第2被検出溝23が形成されている。また、半導体磁気センサ25は、クランクロータ21の回転軸心方向に離間配置された第1センサ部26と第2センサ部27とを有する。したがって、半導体磁気センサ25から出力される第1パルス信号S1は、前後する第2パルス信号S2の組み合わせに基づいて識別される。この結果、クランク角は、最大でも第1パルス信号S1が3回出力されれば検出可能となる。
請求項(抜粋):
多気筒内燃機関に設けられ、各気筒の1サイクルの間に2回転するクランクシャフトと、前記クランクシャフトに一体回転可能に設けられ、かつ等角度毎に多数の第1通過被検出部を有するとともに、隣り合う第1通過被検出部間に第2通過被検出部を有するロータであって、隣り合う一対の第1通過被検出部を1つのグループとした場合の全グループに関し、所定のグループでの第2通過被検出部の数と少なくともその隣のグループでの第2通過被検出部の数との組み合わせが互いに異なるように設定されたクランクロータと、前記クランクロータの回転にともなう前記第1通過被検出部の通過を検出する第1通過検出手段と、前記クランクロータの回転にともなう前記第2通過被検出部の通過を検出する第2通過検出手段と、前記クランクロータが1回転する毎に異なる波形の回転検出信号を出力する回転検出手段と、前記第1通過検出手段により、前記各グループでの一方の第1通過被検出部の通過が検出されてから他方の第1通過被検出部の通過が検出されるまでの期間における、第2通過検出手段による第2通過被検出部の検出回数をカウントし、そのカウント値を記憶する記憶手段と、連続する少なくとも2つの前記グループに関する前記記憶手段によるカウント値の組み合わせ、及び前記第1通過検出手段による検出タイミングに基づきクランク角を検出するとともに、そのクランク角及び前記回転検出手段による回転検出信号に基づき特定の気筒を判定するクランク角検出手段とを備えた内燃機関のクランク角検出装置。
IPC (4件):
F02D 45/00 362 ,  F02D 45/00 ,  G01D 5/245 102 ,  G01P 3/487
FI (4件):
F02D 45/00 362 B ,  F02D 45/00 362 G ,  G01D 5/245 102 U ,  G01P 3/487 F
引用特許:
出願人引用 (17件)
  • 低圧電子配電点火装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-157785   出願人:株式会社日立製作所, 日立オートモテイブエンジニアリング株式会社
  • 特開平1-294941
  • 特開平1-310168
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