特許
J-GLOBAL ID:200903094158377730

重ねレーザ溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-049748
公開番号(公開出願番号):特開2006-231371
出願日: 2005年02月24日
公開日(公表日): 2006年09月07日
要約:
【課題】成形品部が複雑形状であってもその成形品部に一体に形成された被溶接部としてのフランジ部に対して、フランジ部間における隙間を低減させて溶接品質の向上を図りつつ、容易にレーザ溶接する。【解決手段】第1〜第3成形品部11、21、31と、第1〜第3フランジ部12、22、32とを有する3枚の鋼板品10、20、30を重ね合わせる。このとき、第1、第2フランジ部12、22に設けられた第1、第2湾曲部14、24の第1、第2凸曲面13、23が第3フランジ部との重ね合わせ面となるように第1、第2凸曲面13、23を内側に向ける。第1湾曲部14の両端部近傍に位置する両荷重点としての仮溶接打点を仮付け溶接して、第1、第2凸曲面13、23が平面となるように第1、第2湾曲部14、24を変形させ、重ね合わせ面同士に押圧力が作用した荷重状態を保持しながら、フランジ部をレーザ溶接する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
所定形状の成形品部と、該成形品部の端縁に一体に形成された帯板状のフランジ部とを有する複数の被溶接部材の各該フランジ部同士を重ね合わせて被溶接部とし、該被溶接部にレーザ光を照射して各該フランジ部同士を一体的に接合する重ね合わせレーザ溶接方法であって、 複数の前記被溶接部材のうちの少なくとも一つは、前記フランジ部が延びる長手方向と平行に延びる弦をもつ弓形の凸曲面をもつような湾曲部を該フランジ部に有しており、 前記湾曲部の前記凸曲面が他のフランジ部との重ね合わせ面となるように該凸曲面を内側に向けつつ各前記フランジ部同士を重ね合わせて前記被溶接部とする重ね合わせ工程と、 前記凸曲面が平面となる方向に前記湾曲部が変形するように該湾曲部の両端部近傍に位置する両荷重点に荷重が付加されて、該湾曲部の変形により重ね合わせ面同士に押圧力が作用した荷重状態を保持しながら、両該荷重点間の所定範囲における前記被溶接部に前記レーザ光を照射して、重ね合わされた各前記フランジ部同士を該所定範囲で一体的に接合するレーザ溶接工程とを備えていることを特徴とする重ね合わせレーザ溶接方法。
IPC (1件):
B23K 26/20
FI (2件):
B23K26/20 310G ,  B23K26/20 310W
Fターム (6件):
4E068BF00 ,  4E068CA13 ,  4E068CA17 ,  4E068CB05 ,  4E068CE03 ,  4E068DB01
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • レーザ溶接方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-226137   出願人:トヨタ自動車株式会社, 株式会社豊田中央研究所
  • レーザ溶接方法およびレーザ溶接装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-255877   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開昭52-041143
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