特許
J-GLOBAL ID:200903094414773494

アルケニルフェノ-ル系共重合体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣田 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-264554
公開番号(公開出願番号):特開2000-178325
出願日: 1999年09月17日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 単峰性で分子量分布が狭く、且つ、構造の制御された、アルケニルフェノール骨格とアクリル酸エステル骨格とを主骨格とする共重合体の製造方法を提供すること。【解決手段】 アルカリ金属又は有機アルカリ金属を重合開始剤とするアニオン重合法により、下記一般式(I)(式中、R1は水素原子又はメチル基を、R2は炭素数が1〜6のアルキル基を表す)で表される化合物を単独重合、あるいは一般式(I)で表される化合物とビニル芳香族化合物とを共重合させた後、メタクリル酸エステルと共重合させ、次いでアクリル酸エステルと共重合させて得られるブロック共重合体から、飽和脂肪族系保護基を脱離させ、アルケニルフェノール系共重合体を製造する。【化1】
請求項(抜粋):
一般式(I)【化1】(式中、R1は水素原子又はメチル基を表し、R2はC1〜C6のアルキル基を表し、mは0、1又は2を表す。)で表される繰り返し単位を含む成分(A)、一般式(II)【化2】(式中、R3は、水素原子、C1〜C12のアルキル基、置換基を有してもよいC3以上の脂環式骨格を有する炭化水素基、該脂環式骨格を有する炭化水素基を有するアルキル基、又はヘテロ環基を表す。)で表される繰り返し単位(B)、及び一般式(III)【化3】(式中、R4は、水素原子、C1〜C12のアルキル基、置換基を有してもよいC3以上の脂環式骨格を有する炭化水素基、該脂環式骨格を有する炭化水素基を有するアルキル基、又はヘテロ環基を表す。)で表される繰り返し単位を含む成分(C)が、(A)-(B)-(C)型にブロック結合しており、数平均分子量が1,000〜50,000、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比Mw/Mnが1.00〜1.50であり、かつ一般式(II)で表される繰り返し単位(B)と[一般式(I)で表される繰り返し単位を含む成分(A)と一般式(II)で表される繰り返し単位(B)と一般式(III)で表される繰り返し単位を含む成分(C)との和]の比の値が、0.05以下であることを特徴とするアルケニルフェノール共重合体。
IPC (2件):
C08F297/02 ,  C08F 8/12
FI (2件):
C08F297/02 ,  C08F 8/12
引用特許:
審査官引用 (5件)
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