特許
J-GLOBAL ID:200903094462265026

ディスク装置、ディスク制御方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 今村 辰夫 ,  山谷 晧榮 ,  小笠原 吉義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-118982
公開番号(公開出願番号):特開2007-293486
出願日: 2006年04月24日
公開日(公表日): 2007年11月08日
要約:
【課題】新規システムの構築、増強、変更等に伴うディスクドライブ群の構成変更を行う場合、顧客業務への影響、システムが停止することによるコスト、構成設計及び変更に対する人的コストがかかる上、実際にシステムを稼働しなければ設定された構成に対する妥当性を検証することができなかった。【解決手段】コントローラ2のディスク制御部4は、ホスト1からのアクセス回数をカウントする手段と、所定期間内でデータのアクセス回数をストライプ毎に閾値と比較し高負荷又は低負荷領域を判定する手段と、高負荷又は低負荷領域と判定されたストライプについて、判定された時点以降データ更新処理に関して予め用意されたディスクドライブに対してデータ移動できるように同じ容量のストライプサイズの領域をコピー先として確保する手段と、ストライプへの書き込み処理に対して書き込まれるデータをコピー先領域にブロック単位で直接書き込みを行う手段を備えた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数のディスクドライブを有するディスクドライブ群と、ホストに接続されて運用され、前記ディスクドライブ群の制御を行うコントローラを備えると共に、 前記コントローラに、ホストとの間のインタフェース制御を行うホストインタフェース制御部と、情報を記憶する記憶部と、前記ディスクドライブ群に対するデータのリード/ライトの制御を行うディスク制御部を備えたディスク装置において、 前記ディスク制御部は、 ホストからディスクドライブ群に対してデータのリード/ライトのアクセスがあった際、データのリード/ライトの単位であるストライプ単位でデータのリード/ライトのアクセス回数をカウントし、そのカウントデータを前記記憶部に記憶するアクセス回数採取手段と、 予め決めた期間内でのデータのアクセス回数を、ストライプ毎に予め設定した閾値と比較し、予め定めた期間内でのアクセス回数が閾値を超えていたら高負荷領域と判定し、前記アクセス回数が閾値を超えていなければ、低負荷領域と判定する負荷判定手段と、 前記負荷判定手段により高負荷領域又は低負荷領域と判定されたストライプについては、前記判定された時点以降、データ更新処理に関して、予め用意されたディスクドライブに対してデータ移動できるように、移動対象となるディスクドライブと同じ容量のストライプサイズの領域をコピー先として確保するコピー先確保手段と、 ストライプに対する書き込み処理に対して、書き込まれるデータを前記確保されたコピー先領域に対して、ストライプ内の書き込み単位であるブロック単位で直接書き込みを行うコピー手段と、 前記コピー先領域に書き込まれたデータに関してホストからアクセスが発生した場合、前記ディスクドライブにて、そのデータは元々書き込まれるべきであった領域に存在するかのような状態を擬似的にホストに認識させる処理を行うホストアクセス処理手段と、 前記ストライプに対する書き込み処理でデータの書き込みが行われず、更新されなかったブロックについて、前記負荷判定手段の判定が行われてから予め指定された期間が経過した後に、内部の処理として前記コピー先領域に対してブロックのコピーを行うデータ移動手段と、 ストライプの全てのブロックのコピー処理完了後に、そのストライプが元々存在した領域を空きデータ領域として開放する空き領域開放手段と、 を備えていることを特徴とするディスク装置。
IPC (2件):
G06F 3/06 ,  G06F 12/00
FI (2件):
G06F3/06 304E ,  G06F12/00 501B
Fターム (5件):
5B065BA01 ,  5B065EA18 ,  5B065EA31 ,  5B065EA33 ,  5B082CA13
引用特許:
出願人引用 (11件)
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