特許
J-GLOBAL ID:200903095346089969

改質ポリエステル樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-070562
公開番号(公開出願番号):特開2006-152315
出願日: 2006年03月15日
公開日(公表日): 2006年06月15日
要約:
【課題】射出ブローボトルの成形に有用な改質ポリエステル樹脂の製造方法を提供する。【解決手段】ジカルボン酸成分とジオール成分とを、エステル化反応或いはエステル交換反応を経て溶融重縮合及び固相重縮合させることによりポリエステル樹脂を製造するにおいて、ポリエステル樹脂の理論収量に対して、アンチモン原子(Sb)として0.08〜2モル/トン、及び、チタン原子(Ti)として0〜0.2モル/トンの含有量となる量のアンチモン化合物、及びチタン化合物の存在下にポリエステル樹脂を製造し、得られたポリエステル樹脂の粒状体を、流動条件下に、ポリオレフィン樹脂又はポリアミド樹脂からなる部材に接触させて該ポリオレフィン樹脂又はポリアミド樹脂をポリエステル樹脂に微量含有せしめることにより、成形体とした後の昇温結晶化温度(Tc1’)を2°C以上低下せしめて155〜165°Cとする改質ポリエステル樹脂の製造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
テレフタル酸又はそのエステル形成性誘導体を主成分とするジカルボン酸成分とエチレングリコールを主成分とするジオール成分とを、エステル化反応或いはエステル交換反応を経て溶融重縮合及び固相重縮合させることによりポリエステル樹脂を製造するにおいて、ポリエステル樹脂の理論収量に対して、アンチモン原子(Sb)として0.08〜2モル/トン、及び、チタン原子(Ti)として0〜0.2モル/トンの含有量となる量のアンチモン化合物、及びチタン化合物の存在下に溶融重縮合及び固相重縮合させて、固有粘度が0.6〜1.2dl/gであり、成形体とした後の昇温結晶化温度(Tc1)が160°C以上で降温結晶化温度(Tc2)が180°C以下のポリエステル樹脂を製造し、しかる後、得られたポリエステル樹脂の粒状体を、流動条件下に、ポリオレフィン樹脂又はポリアミド樹脂からなる部材に接触させて該ポリオレフィン樹脂又はポリアミド樹脂をポリエステル樹脂に微量含有せしめることにより、成形体とした後の昇温結晶化温度(Tc1’)を2°C以上低下せしめて155〜165°Cとすることを特徴とする改質ポリエステル樹脂の製造方法。
IPC (2件):
C08G 63/85 ,  C08G 63/88
FI (2件):
C08G63/85 ,  C08G63/88
Fターム (24件):
4J029AA03 ,  4J029AB05 ,  4J029AC01 ,  4J029AD10 ,  4J029AE01 ,  4J029BA03 ,  4J029CB06A ,  4J029JA061 ,  4J029JA091 ,  4J029JB131 ,  4J029JB171 ,  4J029JC481 ,  4J029JC581 ,  4J029JC751 ,  4J029JE043 ,  4J029JE203 ,  4J029JF131 ,  4J029JF321 ,  4J029JF411 ,  4J029JF471 ,  4J029KB05 ,  4J029KE05 ,  4J029KE12 ,  4J029KH08
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (3件)

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