特許
J-GLOBAL ID:200903095532248449

金属部材の接合材及び金属部材の接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-137352
公開番号(公開出願番号):特開2001-321968
出願日: 2000年05月10日
公開日(公表日): 2001年11月20日
要約:
【要約】【課題】 肉厚の異なる金属部材(例えば板厚の異なるアルミニウム合金板)を摩擦撹拌接合してなる金属部材の接合材、及び、その金属部材の接合方法において、接合強度を安定してかつ良好に確保すること。【解決手段】 厚板側のアルミニウム合金板20の板厚t2 は薄板側のアルミニウム合金板10の板厚t1 の110%〜300%であり、摩擦撹拌接合による接合部30の板厚t3 は、接合部30の幅の80%以上に渡り下記の範囲にある。t1 +0.1(t2 -t1 )≦t3 ≦t1 +0.7(t2 -t1 )......?@t2 <1.1t1 であると、差厚接合の意味がなく、t2 >3t1 であると、接合時における厚板側から薄板側へのメタルの流れ込みが充分でなく、充分な接合強度を有する接合部30を得る前に多量のバリが発生する。また接合部30で式?@が満たされない箇所が多いと、上記流れ込みが充分に起こっていない可能性が高い。
請求項(抜粋):
肉厚の異なる金属部材の端面を突き合わせ、該突き合わせ部分に沿って回転工具を回転しながら移動させることより、上記金属部材を摩擦撹拌接合してなる金属部材の接合材であって、上記金属部材の厚肉材側の肉厚t2 が薄肉材側の肉厚t1 の110%〜300%であり、上記摩擦撹拌接合による接合部の肉厚t3 が、その接合部の幅の80%以上に渡って下記の範囲にあることを特徴とする金属部材の接合材。t1 +0.1(t2 -t1 )≦t3 ≦t1 +0.7(t2 -t1 )
IPC (2件):
B23K 20/12 310 ,  B23K103:10
FI (2件):
B23K 20/12 310 ,  B23K103:10
Fターム (6件):
4E067AA05 ,  4E067BG00 ,  4E067DA13 ,  4E067DC07 ,  4E067EA07 ,  4E067EC01
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (1件)

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