高弾性合金

発明者： , , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：水野昭宣
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2007-241184
公開番号（公開出願番号）：特開2009-074104
出願日： 2007年09月18日
公開日（公表日）： 2009年04月09日
要約：

【課題】高弾性率、高強度、高耐蝕性、高耐熱性で、優れた塑性加工性を有するCo-Ni基合金で、高強度化と高弾性率化を両立させること。【解決手段】Co-Ni基合金系に冷間圧延加工などの塑性加工を加えると、高強度のものとなるが、弾性率は低下する。しかし、こうした強加工された材料を600°C〜850°Cの温度領域で、数十分〜数時間の熱処理を施すことにより弾性率が上昇し、これにより、強度を損なうことなく、260GPaを超える弾性率を有する合金を得ることができる。【選択図】図14

請求項（抜粋）：

(1)合金が、少なくともNi、Co、Cr、Moを含有し、該合金組成が、重量比で、 Ni: 25〜40%、Co: 25〜45%、Cr: 18〜26%、Mo: 3〜11%、W: 0.5〜9%、Mo+W: 4〜13%、Fe: 1.1〜5%、 (2)合金が、少なくともNi、Co、Cr、Moを含有し、該合金組成が、重量比で、 Ni: 20〜50%、Co: 20〜45%、Cr + Mo: 20〜40%、又は (3)合金が、少なくともNi、Co、Cr、Moを含有し、該合金組成が、重量比で、 Ni: 20〜50%、Co: 25〜45%、Cr + Mo: 20〜40%、Mn: 0.1〜5%、Ti: 0.1〜5%、Al: 0.1〜5%、Fe: 0.1〜5%、Nb: 0.1〜3%、希土類元素: 0.01〜1% であって、該合金の強加工で、圧延方向に<100>集合組織、TD方向に<110>集合組織が発達せしめてあることを特徴とするCo-Ni基合金。

IPC (4件)：

C22C 19/00 , F16F 1/02 , F16F 1/18 , F16F 1/10

FI (4件)：

C22C19/00 Z , F16F1/02 A , F16F1/18 Z , F16F1/10

Fターム (11件)：

3J059AB01 , 3J059AB06 , 3J059AD05 , 3J059AD06 , 3J059BA11 , 3J059BA37 , 3J059BC01 , 3J059BC19 , 3J059EA02 , 3J059EA09 , 3J059GA50

引用特許：

出願人引用 (8件)

高ヤング率鋼板およびその製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2004-218132 出願人：新日本製鐵株式会社
高ヤング率鋼材の製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-220074 出願人：住友金属工業株式会社
高ヤング率鋼
公報種別：公開公報出願番号：特願2005-237728 出願人：住友金属工業株式会社

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審査官引用 (5件)

Co-Ni基合金及びCo-Ni基合金を用いた動力ぜんまいとその製造方法。
公報種別：公開公報出願番号：特願2003-385002 出願人：株式会社エスアイアイ・マイクロパーツ
Co-Ni基合金
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-250069 出願人：セイコーインスツルメンツ株式会社
特開昭61-000552

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