特許
J-GLOBAL ID:200903095640410341

信号集束遅延方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-348013
公開番号(公開出願番号):特開2000-166925
出願日: 1999年12月07日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【課題】 多数の素子よりなされた配列変換器を通じて対象体の集束点に発射した超音波信号を集束するための方法を提供する。【解決手段】 超音波映像の分解能を決定するには集束方式が最大の役割を担う。集束は集束点までの信号到達差を電子的な遅延回路により制御することによりなされる。従って、既存の超音波映像信号システムで構造的な変更なしで得られたデータだけを利用して集束遅延時間曲線を推定することで、簡単な計算だけでも解像度を向上させることができる。
請求項(抜粋):
多数の変換素子を含んだ配列変換器を通じて超音波信号を集束する方法において、(a)所定の集束点と集束点に隣接した地点から戻ってきた超音波信号の進行距離を推定する工程と、(b)前記配列変換器の中央に位置した変換素子における受信時間が前記推定された進行距離に対応するよう前記対象体を含んだ媒質における超音波進行速度を推定する工程と、(c)所定の固定された受信時間と前記推定された超音波進行速度を利用して前記集束点までの超音波信号の進行距離を求め、該進行距離にともなう集束遅延時間を計算して集束遅延曲線を算出する工程と、(d)前記(b)工程において推定された超音波進行速度を変化させながら、前記(c)段階を繰り返して行ない、これに伴い構成される超音波映像の輝度またはコントラストを求める工程と、(e)前記(d)工程で超音波映像の輝度またはコントラストが最大になる時の該当超音波進行速度を媒質における平均超音波進行速度と定め、この時の集束遅延時間曲線を最適の集束遅延時間曲線と決めて超音波映像を得る工程とを備えることを特徴とする超音波映像化システムにおける信号集束遅延方法。
IPC (2件):
A61B 8/00 ,  G01S 7/539
FI (2件):
A61B 8/00 ,  G01S 7/62 D
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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