特許
J-GLOBAL ID:200903095711381127

車両の制駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深澤 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-060967
公開番号(公開出願番号):特開2008-228407
出願日: 2007年03月09日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】推定した摩擦係数の誤差を補償できる制駆動制御装置を提供する。【解決手段】制御装置10は、カメラ20の撮像した画像に基づいて摩擦係数を特定し、その摩擦係数に基づいて、最大制駆動力を推定する。また、制御装置10は、スリップ率が所定の閾値を超えたか否かを判定する。制御装置10は、スリップ率が閾値を超えないときは、最大制駆動力を越えない範囲で、運転者の要求駆動力に応じて目標制駆動力を算出し、スリップ率が閾値を超えたときは、目標制駆動力を0にする。【選択図】図8
請求項(抜粋):
前輪を駆動する前輪駆動源及び後輪を駆動する後輪駆動源を有する車両の駆動制御装置であって、 運転主体の要求駆動力を算出する要求駆動力算出手段と、 前記車両の走行する路面の摩擦係数に関連する情報を取得する情報取得手段と、 前記情報取得手段の取得した情報に基づいて前記路面の摩擦係数を特定する摩擦係数特定手段と、 前記前輪駆動源の最大駆動力と、前記後輪駆動源の最大駆動力とを、前記摩擦係数特定手段の特定した摩擦係数が高いほど大きくなるように算出する最大駆動力算出手段と、 前記前輪のスリップ率と、前記後輪のスリップ率とを算出するスリップ率算出手段と、 前記要求駆動力算出手段、前記最大駆動力算出手段及び前記スリップ率算出手段の算出結果に基づいて、前記前輪駆動源及び前記後輪駆動源に制御指令を出力する制御部と、 を有し、 前記制御部は、 前記スリップ率算出手段の算出した前記前輪のスリップ率が所定の前輪用閾値を超えないときは、前記最大駆動力算出手段により算出された前記前輪駆動源の最大駆動力を越えない範囲で、前記要求駆動力算出手段により算出された前記要求駆動力に応じて前記前輪駆動源の目標駆動力を算出し、 前記スリップ率算出手段の算出した前記前輪のスリップ率が前記前輪用閾値を超えたときは、所定の前輪スリップ発生時駆動力を前記前輪駆動源の目標駆動力とし、 前記スリップ率算出手段の算出した前記後輪のスリップ率が所定の後輪用閾値を超えないときは、前記最大駆動力算出手段により算出された前記後輪駆動源の最大駆動力を越えない範囲で、前記要求駆動力算出手段により算出された前記要求駆動力に応じて前記後輪駆動源の目標駆動力を算出し、 前記スリップ率算出手段の算出した前記後輪のスリップ率が前記後輪用閾値を超えたときは、所定の後輪スリップ発生時駆動力を前記後輪駆動源の目標駆動力とし、 前記前輪駆動源の目標駆動力に基づく制御指令を前記前輪駆動源に出力し、 前記後輪駆動源の目標駆動力に基づく制御指令を前記後輪駆動源に出力する 駆動制御装置。
IPC (1件):
B60L 15/20
FI (2件):
B60L15/20 Y ,  B60L15/20 J
Fターム (24件):
5H115PA01 ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI16 ,  5H115PI29 ,  5H115PU08 ,  5H115PV09 ,  5H115QE14 ,  5H115QI02 ,  5H115QN02 ,  5H115QN11 ,  5H115QN13 ,  5H115QN28 ,  5H115RB15 ,  5H115SE03 ,  5H115SJ08 ,  5H115TO07 ,  5H115TO09 ,  5H115TR05 ,  5H115TW07 ,  5H115UB01 ,  5H115UB05 ,  5H115UB08 ,  5H115UB17
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 車両駆動システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-213189   出願人:日産自動車株式会社
  • 電気自動車の駆動制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-320540   出願人:富士重工業株式会社
  • 特開昭62-155139号公報
審査官引用 (6件)
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