特許
J-GLOBAL ID:200903096069799780

慣性体の有する運動エネルギを電気エネルギに変換するハイブリッド型建設機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜田 治雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-244891
公開番号(公開出願番号):特開2008-063888
出願日: 2006年09月09日
公開日(公表日): 2008年03月21日
要約:
【課題】油圧アクチュエータの起動や停止における駆動、回生制御の切換時に油圧系、電気系においてショックを発生することがなく、かつ効率よく慣性体の運動エネルギの回生を可能とするハイブリッド型建設機械を提供する。【解決手段】可変容量ポンプ200からの圧油は切換制御弁202からラインA、Bを介して旋回用の油圧モータ204に給排される。発電・電動機206の回転軸と油圧モータの回転軸は機械的に結合され且つ、減速歯車機構208と結合され、さらに回転慣性体である旋回台210に結合されている。旋回台を減速・制動するとき、開閉弁204aは制御手段100からの指令信号Sdにより開状態とされ、旋回台の運動エネルギは電動・発電機を発電機として駆動させ発電された電気エネルギが蓄電装置90へ蓄電される。制動時の電動・発電機と油圧モータとの制動トルクの比率は、圧力PAとPBの差圧に関連付けて定められる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
原動機により駆動される油圧ポンプ、複数の油圧アクチュエータ、前記油圧アクチュエータのそれぞれに結合された慣性体、前記油圧ポンプからの圧油を前記複数の油圧アクチュエータヘそれぞれ給排する複数の切換制御弁、および前記切換制御弁を操作するパイロット操作弁を備えた油圧装置を有する建設機械であって、 前記油圧装置の油圧アクチュエータの少なくとも1つに併設された第1の電動・発電機と、 同第1の電動・発電機を電動機としておよび発電機として駆動制御するインバータ/コンバータを含む制御手段と、 前記少なくとも1つの油圧アクチュエータに結合された慣性体の有する運動エネルギに基づいて、前記第1の電動・発電機が発電機として作動することにより発生する電気エネルギを蓄える蓄電装置と、 前記第1の電動・発電機を併設した油圧アクチュエータの両ポートの圧力を検出しその差圧を生成する差圧検出手段と、を備え、 さらに前記制御手段には、前記第1の電動・発電機が電動機としておよび/または発電機として駆動制御されるときのトルクを、前記検出された差圧に関連させて指令するトルク指令手段を備えたことを特徴とする、慣性体の有する運動エネルギを電気エネルギに変換するハイブリッド型建設機械。
IPC (3件):
E02F 9/20 ,  F15B 21/14 ,  H02P 27/06
FI (3件):
E02F9/20 Z ,  F15B11/00 J ,  H02P7/63 302R
Fターム (32件):
2D003AA01 ,  2D003AB02 ,  2D003AC10 ,  2D003BA05 ,  2D003BB12 ,  2D003CA02 ,  2D003CA10 ,  2D003DA02 ,  2D003DA04 ,  2D003DB02 ,  2D003FA02 ,  3H089BB04 ,  3H089BB11 ,  3H089CC08 ,  3H089CC11 ,  3H089CC12 ,  3H089DA03 ,  3H089DA13 ,  3H089DA14 ,  3H089DA20 ,  3H089DB03 ,  3H089DB43 ,  3H089EE36 ,  3H089FF07 ,  3H089FF12 ,  3H089JJ01 ,  5H505AA02 ,  5H505BB02 ,  5H505CC04 ,  5H505FF02 ,  5H505FF04 ,  5H505HB01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (3件)

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