特許
J-GLOBAL ID:200903096069831071

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 隆秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-342714
公開番号(公開出願番号):特開2002-148981
出願日: 2000年11月09日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】 定着領域下流側部分の圧力分布を適切に設定して用紙の4隅のカールの発生を防止すること、および加熱ロールの磨耗を防止すること。定着領域下流側部分の圧力分布を上流側部分とは独立に容易に調節可能にすること。【解決手段】 定着パッド21のシート搬送方向下流側の位置で加圧ベルト支持フレーム7に支持された高剛性パッド22は、加圧ベルトFpの幅方向に延びており、前記加圧ベルト支持フレーム7が圧接位置に移動したときに加圧ベルトFpをその裏面から加熱ロールFhに圧接させる。前記高剛性パッド22は、定着領域Q5の前記加熱ロール軸方向の中間部に対する前記高剛性パッド22の圧力をPc、軸方向端部に対する圧力をPeとした場合に0.6≦(Pe/Pc)≦0.8となるように構成されているので、紙しわ、4隅カール、定着ロールFhの磨耗の発生を防止することができる。
請求項(抜粋):
次の構成要件(A01)〜(A05)を備えた定着装置、(A01)互いに圧接する領域により定着領域を形成し、前記定着領域に進入した記録シートを挟持して記録シート搬送方向に回転する加熱ロールおよびエンドレスの加圧ベルト、(A02)前記エンドレスの加圧ベルトの内部に配置され且つ加圧ベルトの幅方向に延びるベルト支持フレームと、このベルト支持フレームに支持され且つ前記加圧ベルトの裏面を加熱ロールに向けて押圧する定着パッドおよび高剛性パッドと、前記ベルト支持フレームに装着され且つ加圧ベルトの内周面をガイドするベルトガイドとを有し、前記加圧ベルトを回転可能に支持するベルト支持部材、(A03)前記ベルト支持部材を支持し且つ前記加圧ベルトの幅方向両端に隣接してそれぞれ配置された移動部材支持フレームに移動可能に支持されるとともに、前記加圧ベルトを前記加熱ロールに圧接させる圧接位置と前記加圧ベルトを前記加熱ロールから離隔させる離隔位置との間で移動可能な一対の移動部材、(A04)前記定着パッドのシート搬送方向下流側に配置された前記高剛性パッド、(A05)であって、前記定着領域の前記加熱ロールの軸方向の中間部に対する前記高剛性パッドの圧力をPc、軸方向端部に対する圧力をPeとした場合に0.6≦(Pe/Pc)≦0.8となるように構成された前記高剛性パッド。
IPC (2件):
G03G 15/20 102 ,  G03G 15/20 107
FI (2件):
G03G 15/20 102 ,  G03G 15/20 107
Fターム (10件):
2H033AA06 ,  2H033AA15 ,  2H033AA23 ,  2H033BA11 ,  2H033BB01 ,  2H033BB33 ,  2H033BB34 ,  2H033BB35 ,  2H033BB39 ,  2H033BE03
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-036242   出願人:富士ゼロックス株式会社
  • 定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-044691   出願人:富士ゼロックス株式会社
  • 定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-048490   出願人:富士ゼロックス株式会社
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