特許
J-GLOBAL ID:200903096267954260

内燃機関用バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-251846
公開番号(公開出願番号):特開平11-093627
出願日: 1997年09月17日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成でエンジンの失火や燃焼不安定を防止することができるエンジン用バルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】 吸気用バルブタイミング調整装置100のピストン12の遅角油圧室20側の端面12bの面積は、排気用バルブタイミング調整装置のピストンの進角油圧室側の端面の面積よりも小さく設定されている。このため、吸気用バルブタイミング調整装置100のカムシャフト1がクランクシャフトに対して進角方向に移動できない油圧でも、排気用バルブタイミング調整装置のカムシャフトはクランクシャフトに対して進角方向に移動することができる。したがって、エンジンの始動性を向上させることができる。さらに、エンジン低回転などの油圧ポンプ吐出流量が少ない場合においても、排気弁の閉じる時期が早く、吸気弁の開く時期が遅い基本位相に制御可能であり、エンジンの失火や燃焼不安定などを防止することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気弁を開閉する第1の従動軸に駆動軸の駆動力を伝達し、前記駆動軸とともに回転する第1の駆動側回転体、および前記第1の従動軸とともに回転する第1の従動側回転体を有する第1の駆動力伝達手段と、前記内燃機関の排気弁を開閉する第2の従動軸に駆動軸の駆動力を伝達し、前記駆動軸とともに回転する第2の駆動側回転体、および前記第2の従動軸とともに回転する第2の従動側回転体を有し、前記第1の駆動力伝達手段よりも大きな作動力を有する第2の駆動力伝達手段とを備え、前記第1および第2の駆動力伝達手段により前記駆動軸と前記第1および第2の従動軸とを相対的に回動させ、前記吸気弁および排気弁の開閉時期を調整することを特徴とする内燃機関用バルブタイミング調整装置。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02
FI (3件):
F01L 1/34 C ,  F01L 1/34 E ,  F02D 13/02 G
引用特許:
審査官引用 (4件)
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