特許
J-GLOBAL ID:200903096706756119

直接拡散受信装置および直接拡散送信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武山 吉孝 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-166865
公開番号(公開出願番号):特開2000-353986
出願日: 1999年06月14日
公開日(公表日): 2000年12月19日
要約:
【要約】【課題】 レイリーフェージングの影響を低減するために複数系統の送信アンテナから同時送信される直接拡散信号の、マルチパス相互の干渉成分を低減する直接拡散受信装置を提供する。【解決手段】 拡散符号が異なるアンテナA,Bからの受信信号のインパルスレスポンスの中から、電力最大パスPxを有するアンテナをアンテナXとする。干渉キャンセラ5は、直接拡散受信信号から、アンテナXからの電力最大パスPXを除くその他のパスの直接拡散受信信号、および、アンテナX以外のアンテナからの複数のパスの直接拡散受信信号を干渉レプリカとして、初期受信データに基づいて仮想的に生成し、受信した直接拡散信号から除去した上で、電力最大パスPXの、ユーザチャンネルCの逆拡散信号を出力する。
請求項(抜粋):
複数系統の送信アンテナからそれぞれ送信され、拡散符号により前記系統を識別可能な複数の直接拡散信号を、同時に受信する直接拡散受信装置であって、前記複数の直接拡散信号は、それぞれ、同じ送信データに基づき、異なるPN符号を前記拡散符号として拡散されたものであり、インパルスレスポンス推定手段、パス選択手段、初期データ出力手段、および、干渉キャンセル手段を有し、前記インパルスレスポンス推定手段は、直接拡散受信信号に基づいて、前記送信アンテナから送信された前記直接拡散信号の複数のパスに対するインパルスレスポンスを推定し、前記パス選択手段は、推定された前記インパルスレスポンスに基づいて、前記複数のパスの内、電力が最大となるパスを選択し、前記初期データ出力手段は、前記直接拡散受信信号に基づいて、前記送信アンテナ別に初期受信データを出力し、前記干渉キャンセル手段は、前記初期受信データに基づいて、前記電力が最大となるパスを有する前記送信アンテナからの、前記電力が最大となるパスを除いた少なくとも1つのパス、および、他の前記送信アンテナからの少なくとも1つのパスにおける干渉レプリカを少なくとも生成し、前記直接拡散受信信号から前記干渉レプリカを差し引いた信号を、前記電力が最大となるパスについて逆拡散し、データ判定することにより、少なくとも当該直接拡散受信装置に設定されたユーザチャンネルの受信データを出力する、ことを特徴とする直接拡散受信装置。
IPC (3件):
H04B 1/707 ,  H04B 7/02 ,  H04J 13/04
FI (3件):
H04J 13/00 D ,  H04B 7/02 Z ,  H04J 13/00 G
Fターム (7件):
5K022EE02 ,  5K022EE35 ,  5K059CC03 ,  5K059CC07 ,  5K059CC09 ,  5K059DD35 ,  5K059DD39
引用特許:
審査官引用 (7件)
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