特許
J-GLOBAL ID:200903097007808274

画像形成方法及び画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 世良 和信 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-179606
公開番号(公開出願番号):特開2002-372820
出願日: 2001年06月14日
公開日(公表日): 2002年12月26日
要約:
【要約】【課題】 高速で且つ低電位現像を行った場合においても、色再現性に優れ、画像濃度を満足しできるような、画像形成方法及び画像形成装置を提供する。【解決手段】 タンデム型画像形成方法において、ブラックステーションにa-Si感光体を用い、カラーステーションにOPC感光体を用い、以下の条件とする。a-Si感光体:表面電位絶対値300〜450V、SDギャップ100〜500μm、現像スリーブは感光体の周速比1.1〜4.0倍。OPC感光体:表面電位絶対値500〜800V、SDギャップ350〜800μm、現像スリーブは感光体の周速比1.1〜4.0倍。トナー粒径4〜10μm、キャリア粒径10〜80μm。ブラックトナーの軟化点90°C〜115°C、カラートナーの軟化点85°C〜110°C。ブラックトナーの軟化点がカラートナーの軟化点より5度以上高い。ブッラックトナーの着色力1.0〜1.8。
請求項(抜粋):
第1の画像形成ユニットで形成された第1のトナー画像を転写材へ転写させ、第2の画像形成ユニットで形成された第2のトナー画像を第1のトナー画像を有する転写材へ転写させ、第3の画像形成ユニットで形成された第3のトナー画像を第1及び第2のトナー画像を有する転写材へ転写させ、第4の画像形成ユニットで形成された第4のトナー画像を第1、第2及び第3のトナー画像を有する転写材へ転写させ、第1、第2、第3及び第4のトナー画像を有する転写材を加熱加圧定着手段へ搬送し、加熱加圧定着をおこなって、転写材にフルカラー画像又はマルチカラー画像を形成させる画像形成方法であって、(A)第1の画像形成ユニットにおける第1の画像形成は、(i)有機光導電層を有する第1の感光体を帯電する第1の帯電工程、第1の露光工程、第1の現像スリーブを用いる第1の現像工程を少なくとも含み、(ii)第1の感光体は直径が20〜80mmであり、第1の帯電工程において現像スリーブと対向する感光体の現像領域が絶対値で500〜800Vに帯電された後に、第1の露光工程による露光により静電荷像が第1の感光体に形成され、(iii)第1の現像工程において、第1のトナー及び第1の磁性キャリアを含む二成分系現像剤が第1の現像スリーブ上で磁気ブラシを形成し、(iv)第1の感光体と第1の現像スリーブとは、最小間隙が350〜800μmになるように設置されており、(v)第1の現像スリーブは、第1の感光体の周速の1.1〜4.0倍の周速で回転しながら、二成分系現像剤の磁気ブラシにより第1の静電荷像を現像して、第1のトナー画像を第1の感光体に形成し、(B)第2の画像形成ユニットにおける第2の画像形成は、(i)有機光導電層を有する第2の感光体を帯電させる第2の帯電工程、第2の露光工程、第2の現像スリーブを用いる第2の現像工程を少なくとも含み、(ii)第2の感光体は直径が20〜80mmであり、第2の帯電工程において現像スリーブと対向する感光体の現像領域が絶対値で500〜800Vに帯電された後に、第2の露光工程による露光により第2の静電荷像が第2の感光体に形成され、(iii)第2の現像工程において、第2のトナー及び第2の磁性キャリアを含む二成分系現像剤が第2の現像スリーブ上で磁気ブラシを形成し、(iv)第2の感光体と第2の現像スリーブとは、最小間隙が350〜800μmになるように設置されており、(v)第2の現像スリーブは、第2の感光体の周速の1.1〜4.0倍の周速で回転しながら、二成分系現像剤の磁気ブラシにより第2の静電荷像を現像して第2のトナー画像を第2の感光体に形成し、(C)第3の画像形成ユニットにおける第3の画像形成は、(i)有機光導電層を有する第3の感光体を帯電させる第3の帯電工程、第3の露光工程、第3の現像スリーブを用いる第3の現像工程を少なくとも含み、(ii)第3の感光体は直径が20〜80mmであり、第3の帯電工程において現像スリーブと対向する感光体の現像領域が絶対値で500〜800Vに帯電された後に、第3の露光工程による露光により第3の静電荷像が第3の感光体に形成され、(iii)第3の現像工程において、第3のトナー及び第3の磁性キャリアを含む二成分系現像剤が第3の現像スリーブ上で磁気ブラシを形成し、(iv)第3の感光体と第3の現像スリーブとは、最小間隙が350〜800μmになるように設置されており、(v)第3の現像スリーブは、第3の感光体の周速の1.1〜4.0倍の周速で回転しながら、二成分系現像剤の磁気ブラシにより第3の静電荷像を現像して第3のトナー画像を第3の感光体に形成し、(D)第4の画像形成ユニットにおける第4の画像形成は、(i)アモルファスシリコン又は非晶質シリコン層を有する第4の感光体を帯電させる第4の帯電工程、第4の露光工程、第4の現像スリーブを用いる第4の現像工程を少なくとも含み、(ii)第4の感光体は直径が20〜80mmであり、第4の帯電工程において現像スリーブと対向する感光体の現像領域が絶対値で300〜450Vに帯電された後に、第4の露光工程により静電荷像が第4の感光体に形成され、(iii)第4の現像工程において、第4のトナーを含む一成分磁性現像剤が用いられ、(iv)第4の感光体と第4の現像スリーブとは、最小間隙が100〜500μmになるように設置されており、(v)第4の現像スリーブは、第4の感光体の周速の1.1〜4.0倍の周速で回転しながら一成分磁性現像剤により第4の静電荷像を現像して第4のトナー画像を第4の感光体に形成し、(E)第1のトナー、第2のトナー、第3のトナーは、相互に色調が相違しており、且つ、非磁性イエロートナー、非磁性マゼンタトナー、非磁性シアントナーからなるグループから選択され、第4のトナーは、磁性ブラックトナーからなり、(a)非磁性イエロートナー、非磁性マゼンタトナー、非磁性シアントナー及び磁性ブラックトナーは負帯電性を有し、それぞれのトナーの重量平均粒径が4.0〜10.0μmであり、(b)二成分系現像剤の磁性キャリアの50%体積平均粒径が10〜80μmであり、(c)イエロートナーの軟化点をTmY、マゼンタトナーの軟化点をTmM、シアントナーの軟化点をTmC、ブラックトナーの軟化点をTmBkとしたとき、TmY、TmM、TmCがそれぞれ85〜110°Cであり、TmBkが90〜115°Cであり、且つ、TmBkがTmY、TmM、TmCの最大のものより5°C以上高く、(d)転写材上の未定着トナー量(M/S)をM/S=0.5mg/cm2としたときの一回定着後の画像濃度をD0.5とし、ブラックトナーの画像濃度(D0.5)をD0.5Bkとしたとき、D0.5Bkが0.5〜1.5となる着色力を有することを特徴とする画像形成方法。
IPC (13件):
G03G 15/01 ,  G03G 15/01 111 ,  G03G 15/01 113 ,  G03G 15/01 114 ,  G03G 5/05 ,  G03G 5/08 ,  G03G 9/083 ,  G03G 9/087 ,  G03G 9/09 ,  G03G 9/10 ,  G03G 15/08 503 ,  G03G 15/08 506 ,  G03G 15/08 507
FI (13件):
G03G 15/01 J ,  G03G 15/01 111 A ,  G03G 15/01 113 Z ,  G03G 15/01 114 B ,  G03G 5/05 ,  G03G 5/08 ,  G03G 9/10 ,  G03G 15/08 503 A ,  G03G 15/08 506 A ,  G03G 15/08 507 H ,  G03G 9/08 101 ,  G03G 9/08 361 ,  G03G 9/08 331
Fターム (28件):
2H005AA01 ,  2H005AA21 ,  2H005CA08 ,  2H005CA21 ,  2H005CA22 ,  2H005EA03 ,  2H005EA05 ,  2H005FA02 ,  2H005FA06 ,  2H030AA03 ,  2H030AB02 ,  2H030AD01 ,  2H030BB33 ,  2H030BB44 ,  2H030BB63 ,  2H030BB71 ,  2H068AA21 ,  2H068DA00 ,  2H068FC02 ,  2H077AB02 ,  2H077AC02 ,  2H077AD02 ,  2H077AD06 ,  2H077AD24 ,  2H077AE06 ,  2H077BA07 ,  2H077EA03 ,  2H077GA13
引用特許:
審査官引用 (10件)
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