特許
J-GLOBAL ID:200903097513398807

電動式パワーステアリングの戻り制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣江 武典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-090693
公開番号(公開出願番号):特開平10-278827
出願日: 1997年04月09日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 戻り制御を行なう際に生じる違和感を低減すると共に、ステアリングホイールの戻り不足を解消することが可能な電動式パワーステアリングの戻り制御装置を提供する。【解決手段】 ステアリングホイールの操舵トルクを検出するトルクセンサ20の出力と車速センサ30の出力とにより決定されるアシスト指令値により、アシストモータ40を駆動して操舵トルクにアシストトルクを付加する電動式パワーステアリングシステムにおいて、アシストモータ40の回転方向と操舵トルクの入力方向とが異なるときにステアリングホイールが戻り状態であると極性判別手段53により判別し、戻り指令値をアシスト指令値に足し込む戻り制御装置に、ローパスフィルタ61と、ローパスフィルタ61からの出力値と戻り指令値とが入力されその出力をアシスト指令値に足し込むOR演算子62とから構成される整形手段60を備えた。
請求項(抜粋):
ステアリングホイールの操舵トルクを検出するトルクセンサの出力と車速を検出する車速センサの出力とにより決定される所定のアシスト指令値により、アシストモータを駆動して操舵トルクにアシストトルクを付加しステアリングホイールの操作性を向上させる電動式パワーステアリングシステムにおいて、前記アシストモータの回転方向と操舵トルクの入力方向とが互いに異なるときに前記ステアリングホイールが戻り状態であると極性判別手段により判別し、前記車速センサの出力により決定される戻り指令値を前記アシスト指令値に足し込むことにより、ステアリングホイールの戻り性を向上させる電動式パワーステアリングの戻り制御装置について、前記極性判別手段の出力側に設けられ、前記戻り指令値が入力されるローパスフィルタと、このローパスフィルタからの出力値とローパスフィルタの直前から分技された戻り指令値との双方が入力されその出力がアシスト指令値に足し込まれるOR演算子とから構成された整形手段を備えたことを特徴とする電動式パワーステアリングの戻り制御装置。
IPC (4件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D101:00 ,  B62D119:00
FI (2件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04
引用特許:
出願人引用 (9件)
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