特許
J-GLOBAL ID:200903097675929172

プリディストーション歪補償付き増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-198349
公開番号(公開出願番号):特開2007-019782
出願日: 2005年07月07日
公開日(公表日): 2007年01月25日
要約:
【課題】プリディストーション歪補償による増幅器出力レベル変動を抑制する。【手段】制御部105は、歪補償テーブル102の更新を行ったとき、入力レベルLの各値に対する振幅補償値の単純平均、もしくは入力レベルの出現頻度により重み付けした重み付け平均を算出し、この平均の符号を反転したオフセットΔMをオフセット付与部106へ与える。オフセット付与部106では、歪補償テーブルから読み出された補償値の内の振幅補償値にオフセットΔMを加えてからプリディストータ103へ送る。これによりプリディストーション付与による増幅器入力レベルの平均値変化が、従って増幅器出力レベルの平均値変化が抑制される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
増幅器と、入力信号の電力もしくは振幅を検出し入力レベルとして出力する電力検出部と、増幅器の非線形特性を補償するための補償値を入力レベル対応に格納した歪補償テーブルと、増幅器出力に含まれる希望信号帯域外成分が所定値以下となるように前記補償値の更新を行う制御部と、前記電力検出部から出力された入力レベル対応に前記歪補償テーブルから読み出された補償値を用いて入力信号の振幅及び位相にプリディストーションを与えて増幅器への入力信号を生成するためのプリディストータとを備えたプリディストーション歪補償付き増幅器において、 前記プリディストータにおいて入力レベル対応の補償値により入力信号の振幅に与えられる振幅補償値を、全入力レベルに対して同じオフセット量だけ変化させるオフセット付与部を設けるとともに、 前記制御部は、前記補償値の更新を行ったときに前記入力レベルごとの振幅補償値の平均値を算出し、この平均値の符号を反転して前記オフセット量として出力する手段を備えたことを特徴とするプリディストーション歪補償付き増幅器。
IPC (1件):
H03F 1/32
FI (1件):
H03F1/32
Fターム (9件):
5J500AA01 ,  5J500AA41 ,  5J500AC13 ,  5J500AF17 ,  5J500AM11 ,  5J500AM14 ,  5J500AS14 ,  5J500AT02 ,  5J500AT07
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 歪補償回路及び方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-210046   出願人:松下電器産業株式会社
  • 送信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-400402   出願人:松下電器産業株式会社
  • 無線装置及び歪み補償方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-223394   出願人:富士通株式会社
審査官引用 (4件)
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