特許
J-GLOBAL ID:200903097687618660

スタータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-198283
公開番号(公開出願番号):特開2007-107514
出願日: 2006年07月20日
公開日(公表日): 2007年04月26日
要約:
【課題】電機子の逆回転を防止できる逆転防止用クラッチ7を備え、そのクラッチ性能の低下及びブラシ寿命の低下を抑制できるスタータ1を提供する。【解決手段】スタータ1は、ピニオンギヤ6がエンジンのリングギヤ24に常時噛み合わされ、モータ2の電機子9がエンジン始動時とは逆方向に回転することを防止する逆転防止用クラッチ7を備える。このクラッチ7は、内部の潤滑剤がモータ2側へ流出することを抑制するために、クラッチカバー35の端部に取り付けられたシール部材36を電機子軸13上に配置して構成されるシール手段を備えている。シール部材36は、ゴム材料から成り、そのゴム材料をクラッチカバー35の内周側端部に焼き付けて固定されている。なお、クラッチ7に使用される潤滑剤と、減速機4に使用される潤滑剤は、基油、増ちょう材、添加剤等から成るグリースであり、両者のグリースの基油が同種である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電機子軸の一端側に整流子が設けられる電機子を有し、前記整流子上に配置されるブラシを通じて前記電機子に始動電流が供給されることにより、電磁力の作用で前記電機子に回転力を発生するモータと、 前記電機子の一方向の回転(正回転と呼ぶ)を許容し、他方向の回転(逆回転と呼ぶ)を阻止する逆転防止用クラッチと、 この逆転防止用クラッチの反モータ側に隣接して配置され、前記電機子の正回転を減速する減速機と、 この減速機を介して前記電機子軸に連結される出力軸と、 エンジン側のリングギヤに常時噛み合い、前記出力軸と一体に回転して前記リングギヤを駆動するピニオンギヤとを備え、 前記逆転防止用クラッチは、前記電機子軸上に配置されると共に、クラッチ内部の潤滑剤が前記モータ側へ流出することを抑制するシール手段を有していることを特徴とするスタータ。
IPC (4件):
F02N 15/02 ,  F02N 11/00 ,  H02K 7/10 ,  H02K 7/118
FI (5件):
F02N15/02 E ,  F02N11/00 H ,  F02N15/02 M ,  H02K7/10 E ,  H02K7/118 A
Fターム (13件):
5H607BB01 ,  5H607BB04 ,  5H607BB14 ,  5H607BB26 ,  5H607CC03 ,  5H607DD02 ,  5H607EE05 ,  5H607EE23 ,  5H607EE47 ,  5H607FF02 ,  5H607FF22 ,  5H607JJ10 ,  5H607KK08
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 車両用エンジンの始動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-010651   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • スタータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-038081   出願人:株式会社デンソー
  • エンジンのスタータ構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-269940   出願人:株式会社モリック
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審査官引用 (5件)
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