特許
J-GLOBAL ID:200903097918377211

車両の車輪用タイヤ及びタイヤの温度の制御方法並びにタイヤの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-065499
公開番号(公開出願番号):特開平11-011114
出願日: 1998年03月16日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 軸方向に隣接する2つの部分から成るトレッドバンドであって、それぞれ異なる組成から成り、組成のヒステリシス値が相違し、ヒステリシスの大きい組成から成るトレッドバンドのタイヤの温度よりも全体として低いタイヤ内の作用温度を実現することができるようにした、トレッドバンドを製造する方法。【解決手段】 サイドウォールと、ビードが設けられたカーカス2と、トレッドバンド10と、ベルト構造体6とを備える、車両の車輪用タイヤ1において、トレッドバンドは、異なる組成から成る、軸方向に隣接した2つの周部分から成っており、その一方の第一の部分Aは、40%のカーボンブラックを含む補強フィラーを備え、第二の部分Bは、20%の白色フィラーを含有する補強フィラーを備えており、2つの部分の各々における白色フィラーの量の差は、白色部分に存在するより多量の方の少なくとも20%に等しいようにする。
請求項(抜粋):
車両の車輪用タイヤ(1)であって、軸方向の両側サイドウォールと、該タイヤを対応する取り付けリムに固着するビードとが設けられた円環状カーカス(2)と、該カーカスに対してクラウン状に配置されたトレッドバンド(10)であって、赤道面に対して種々の位置に配置された複数の中空部及び溝を備え、地面と転がり接触する隆起したトレッドパターンを画成し得るようにした前記トレッドバンド(10)と、前記カーカスとトレッドバンドとの間に介在されて、前記サイドウォールの間にて連続的に軸方向に伸長するベルト構造体(6)とを備え、前記トレッドバンドが、それぞれ異なる組成である、第一の部分及び第二の部分という、周方向且つ軸方向に隣接する少なくとも2つの部分から成る、前記車両の車輪用タイヤにおいて、前記組成が異なるヒステリシス値を有し、前記2つのヒステリシス値の差が、より大きいヒステリシス値の組成で出来たトレッドバンドから成るタイヤの温度よりも全体として低い温度のタイヤ内の作用温度を達成し得ることを特徴とする車両の車輪用タイヤ。
IPC (5件):
B60C 11/00 ,  B29D 30/06 ,  B29K 21:00 ,  B29K503:04 ,  B29K507:04
FI (4件):
B60C 11/00 B ,  B60C 11/00 C ,  B60C 11/00 D ,  B29D 30/06
引用特許:
審査官引用 (33件)
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