特許
J-GLOBAL ID:200903098377066575 低温靭性と変形能に優れた高強度鋼管および鋼管用鋼板の製造法
発明者:
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出願人/特許権者: 代理人 (1件):
田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-142074
公開番号(公開出願番号):特開2003-328080
出願日: 2002年05月16日
公開日(公表日): 2003年11月19日
要約:
【要約】【課題】 溶接熱影響部靭性および変形能に優れたAPI規格X60〜X80の強度を有する鋼管を提供する。【解決手段】 鋼管母材として、低C-Nb-Ti系成分系を基本にMg、NおよびO量を厳格に制限し、かつMgとAlからなる酸化物を内包する微細な炭窒化物、および酸化物と硫化物からなる複合物とを含有させた母材部と低C-Mn-B系の溶接金属部から構成される鋼管において、良好なHAZ靭性と母材部の高い一様伸びを有し、溶接金属部の硬さが母材部の硬さの0.95〜1.15倍である変形能に優れた高強度鋼管。【効果】 溶接熱影響部靭性および変形能に優れた高強度鋼管の提供が可能となる。その結果、パイプラインの安全性が著しく向上すると共に、輸送効率の向上が可能となる。
請求項(抜粋):
質量%で、C :0.03〜0.10%、Si:0.6%以下、Mn:0.8〜2.0%、P :0.015%以下、S :0.001〜0.005%、Nb:0.005〜0.05%、Ti:0.005〜0.030%、Al:0.001〜0.005%、Mg:0.0001〜0.0050%、N :0.001〜0.006%、O :0.001〜0.006%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、CE=C+Mn/6+(Cr+Mo+V)/5+(Ni+Cu)/15で定義されるCE値が0.30〜0.45の範囲にあり、MgとAlからなる酸化物を内包する0.01〜0.5μmのTiNが10000個/mm2 以上含有し、かつ酸化物と硫化物が複合した形態で0.3質量%以上のMnを含有する0.5〜10μmの粒子が10個/mm2 以上含有する母材と、C :0.03〜0.10%、Si:0.6%以下、Mn:1.0〜2.2%、P :0.015%以下、S :0.01%以下、Nb:0.005〜0.05%、Ti:0.005〜0.03%、B :0.0003〜0.002%、Al:0.05%以下、N :0.001〜0.01%、O :0.015〜0.030%を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、かつP={1.5(O-0.89Al)+3.4N}-Tiで定義されるP値が-0.010〜0.010の範囲であり、さらにCE=C+Mn/6+(Cr+Mo+V)/5+(Ni+Cu)/15で定義されるCE値が0.35〜0.50の範囲にある溶接金属部を有することを特徴とする低温靭性と変形能に優れた高強度鋼管。
IPC (4件):
C22C 38/00 301
, C21D 8/02
, C22C 38/14
, C22C 38/58
FI (4件):
C22C 38/00 301 Z
, C21D 8/02 B
, C22C 38/14
, C22C 38/58
Fターム (29件):
4K032AA01
, 4K032AA04
, 4K032AA05
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA14
, 4K032AA15
, 4K032AA16
, 4K032AA19
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA26
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032BA01
, 4K032BA03
, 4K032CA01
, 4K032CA02
, 4K032CB02
, 4K032CC02
, 4K032CC03
, 4K032CD02
, 4K032CD03
, 4K032CD05
, 4K032CE01
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