特許
J-GLOBAL ID:200903098983082969

インクジェット記録装置及びその初期充填方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-200873
公開番号(公開出願番号):特開2000-085153
出願日: 1999年07月14日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】【課題】 インク初期充填処理時にインク流路内に残留した気泡に起因した印刷不良の発生を確実に防止可能なインクジェット記録装置を提案すること。【解決手段】 インクジェット記録装置のインク吸引機構は、インク初期充填処理(ステップST110)から1時間経過後(ステップST116)に、インクを吸引する初期充填後ヘッド回復処理CL(ステップST117)を行う。この処理によって多量のインクがインクノズルから外部に吸引されるので、インク流路内の残留気泡を確実に排出できる。また、この処理は、インク初期充填時から一定時間経過後に行われるので、インク充填時にフィルタを介して形成された微細な気泡がインク流路の段差部に滞留し、その後に気泡が成長して大きくなり、段差部から外に出てきて、インク流路内を浮遊するようになった気泡を確実に排出できる。よって、インク初期充填時の残留気泡に起因した印刷不良を確実に回避できる。
請求項(抜粋):
インク液滴を吐出するインクノズルを備えた記録ヘッドと、インクを貯留したインクタンクと、このインクタンクから前記記録ヘッドにインクを供給するためのインク流路と、前記インクノズルからインクを吸引する少なくともノズル閉鎖部材とインクポンプとを有するインク吸引ユニットと、を有するインクジェット記録装置において、前記インク吸引ユニットは、前記インクタンクの側から前記インク流路を介して前記記録ヘッドにインクが初期充填された後に、インクを吸引する初期充填後ヘッド回復処理をさらに行うことを特徴とするインクジェット記録装置。
IPC (2件):
B41J 2/18 ,  B41J 2/185
引用特許:
審査官引用 (6件)
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