特許
J-GLOBAL ID:200903099408729744

同期モータの制御装置および同期モータの回転位置ずれ補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 曾我 道照 ,  曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-054472
公開番号(公開出願番号):特開2004-266935
出願日: 2003年02月28日
公開日(公表日): 2004年09月24日
要約:
【課題】無負荷検出器やモータ電圧検出器を不要とし、回転子に負荷が接続された状態でも回転位置検出器に係わる回転位置のずれを正確に補正できる同期モータの制御装置を得ること。【解決手段】同期モータの制御装置は、ベクトル制御される同期モータの回転位置検出器に係わる回転位置のずれを補正する同期モータの制御装置において、位相補正指令が入力されたとき、トルク指令を無視し、d軸電流指令およびq軸電流指令をそれぞれゼロにする電流指令発生器と、d軸-q軸電流指令に基づきd軸-q軸電圧指令を出力する電流制御器と、位相補正指令が入力されたとき、d軸電圧指令がゼロでないときこれをゼロにするオフセット量を求める位相補正量検出器と、回転子位置角度とオフセット量とを加算する加算器と、この加算値とd軸-q軸電圧指令とに基づき3相電圧指令を求める電圧変換器とを備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
同期モータの回転位置を検出する回転位置検出器と、 上記回転位置から回転角速度を求める角速度演算器と、 上記回転角速度とトルク指令からd軸電流指令およびq軸電流指令を求める電流指令発生器と、 上記同期モータに流れる3相電流をd軸電流およびq軸電流に変換する3相2相変換器と、 上記d軸電流指令およびq軸電流指令と上記d軸電流およびq軸電流との差分からd軸電圧指令およびq軸電圧指令を求める電流制御器と、 上記回転位置検出器の出力から回転子位置角度を求める位相演算器と、 上記回転子位置角度と上記d軸電圧指令およびq軸電圧指令とに基づき3相電圧指令を求める電圧変換器とを備えた同期モータの制御装置にあって、 位相補正指令が入力され上記d軸電圧指令がゼロでないときd軸電圧指令をゼロにするオフセット量を求め、位相補正指令が入力され上記d軸電圧指令がゼロのとき上記位相補正指令をオフする位相補正量検出器と、 上記回転子位置角度に上記オフセット量を加算して回転子位置角度を求め、上記電圧変換器へ出力する加算器とを備え、 位相補正指令が入力されたとき、上記電流指令発生器は、上記d軸電流指令およびq軸電流指令をそれぞれゼロにして、上記電流制御器は、ゼロにされた上記d軸電流指令およびq軸電流指令と上記d軸電流およびq軸電流との差分からd軸電圧指令およびq軸電圧指令を求め、上記位相補正量検出器は、上記d軸電圧指令がゼロでないときd軸電圧指令をゼロにするオフセット量を求め、上記加算器は、上記回転子位置角度と上記オフセット量とを加算して、上記d軸電圧指令がゼロになる回転子位置角度を求め、上記同期モータの上記回転位置検出器の出力から求まる上記同期モータの回転位置と実際の上記同期モータの回転位置との間に生じるずれを補正することを特徴とする同期モータの制御装置。
IPC (2件):
H02P7/63 ,  H02P6/16
FI (2件):
H02P7/63 303V ,  H02P6/02 351N
Fターム (29件):
5H560BB04 ,  5H560BB12 ,  5H560DA04 ,  5H560DA10 ,  5H560DB14 ,  5H560DB20 ,  5H560DC12 ,  5H560EB01 ,  5H560JJ15 ,  5H560RR03 ,  5H560TT07 ,  5H560TT19 ,  5H560XA06 ,  5H560XA13 ,  5H560XA15 ,  5H560XB04 ,  5H576DD02 ,  5H576DD05 ,  5H576EE01 ,  5H576GG01 ,  5H576GG04 ,  5H576HB01 ,  5H576LL09 ,  5H576LL14 ,  5H576LL22 ,  5H576LL34 ,  5H576LL39 ,  5H576LL58 ,  5H576MM15
引用特許:
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る