特許
J-GLOBAL ID:200903099411946675

複層ガラス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 花田 吉秋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-064386
公開番号(公開出願番号):特開2008-222507
出願日: 2007年03月14日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】 冬季の室内から屋外への熱流出を抑制する断熱性を有するとともに、夏季の日射エネルギーの室内への流入を抑制する遮熱性に優れ、かつ可視光透過率が高く採光性および視認性に優れた複層ガラスの提供を課題とする。【解決手段】 2枚の板ガラスを所定の間隔で対向隔置されている複層ガラスにおいて、第1Ag膜、第2金属酸化物膜、第2Ag膜、第3金属酸化物膜が順次積層されてなる低抵抗膜が中空層側に配せられ、第1金属酸化物膜、第2金属酸化物膜、第3金属酸化物膜はZnO膜を主とする金属酸化物膜でなる。ZnO膜の(002)結晶面による回折ピークの回折角度が33.9°以下で、板ガラスは3mm以上の厚みを有し、2枚の板ガラスの厚みの合計t1に対し、複層ガラスの可視光透過率が(70.0-0.3×t1)%以上であり、日射熱取得率が0.38以下である。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
2枚の板ガラスが所定の間隔で対向隔置され、該2枚の板ガラスの周縁部に該所定の間隔を保持するようにスペーサーが配設され、該2枚の板ガラスの間に密封された中空層が形成され、1枚の板ガラスに低抵抗膜が形成されている複層ガラスにおいて、低抵抗膜が中空層側に配せられ、該低抵抗膜は第1金属酸化物膜、第1Ag膜、第2金属酸化物膜、第2Ag膜、第3金属酸化物膜が順次積層されてなる積層膜であり、第1金属酸化物膜、第2金属酸化物膜、第3金属酸化物膜はZnO膜を主とする金属酸化物膜でなり、該ZnO膜はCuKα線を用いたX線回折法による、該ZnO膜の(002)結晶面による回折ピークの回折角度2θが33.9°以下であり、複層ガラスの2枚の板ガラスは共に3mm以上の厚みを有し、2枚の板ガラスの厚みの合計t1(mm)に対し、該複層ガラスのJISR3106:1998に準拠した可視光透過率が(70.0-0.3×t1)%以上であり、該複層ガラスのJISR3106:1998に準拠した日射熱取得率が0.38以下であることを特徴とする複層ガラス。
IPC (2件):
C03C 27/06 ,  C03C 17/36
FI (2件):
C03C27/06 101H ,  C03C17/36
Fターム (21件):
4G059AA01 ,  4G059AA20 ,  4G059AB09 ,  4G059AC06 ,  4G059AC11 ,  4G059DA01 ,  4G059DA05 ,  4G059DB02 ,  4G059EA01 ,  4G059EA07 ,  4G059EB04 ,  4G059GA02 ,  4G059GA04 ,  4G059GA14 ,  4G061AA21 ,  4G061AA30 ,  4G061BA01 ,  4G061CB12 ,  4G061CB14 ,  4G061CD02 ,  4G061CD21
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 特開昭63-134232号公報
  • 低放射率透明積層体の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-292435   出願人:日本板硝子株式会社, カーディナルアイジーカンパニー
  • 積層体および構造体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-223209   出願人:旭硝子株式会社
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審査官引用 (7件)
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