特許
J-GLOBAL ID:200903099847504260

被検体検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 柳田 征史 ,  佐久間 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-001552
公開番号(公開出願番号):特開2005-195440
出願日: 2004年01月07日
公開日(公表日): 2005年07月21日
要約:
【課題】 局在プラズモン共鳴現象を利用したセンサによって、溶液中に含まれる被検体を、高い感度で検出する。【解決手段】 センサチップ1(微細構造体)として、表面に配された金微粒子9(第1の金属微粒子)の頭部がセンサチップの基体表面よりも上に突出した構造のチップを用いる。また、センサチップ1の金微粒子9には、被検体19と特異的結合し得る物質17を予め固定しておく。一方で、試料溶液には、被検体19と特異的結合し得る物質18が固定された金微粒子16(第2の金属微粒子)を分散させておく。被検体19が、物質17と物質18に挟み込まれるようにして、センサチップ1の表面に吸着されると、金微粒子16と金微粒子9が近接することによりプラズモン共鳴波長が大きく変化し、被検体を感度よく検出することができる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
溶液に含まれる被検体を検出する方法であって、 基体の一表面に分布形成された複数の微細孔内に局在プラズモン共鳴を誘起し得る大きさの第1の金属微粒子が該第1の金属微粒子の頭部が前記基体の表面よりも上に突出するように配置された構造の微細構造体を、前記第1の金属微粒子の前記頭部に前記被検体と特異的結合し得る物質を固定した状態で、前記溶液中に設置するとともに、 前記溶液中に、局在プラズモン共鳴を誘起し得る大きさの複数の第2の金属微粒子を、前記被検体と特異的結合し得る物質を固定した状態で分散せしめ、 前記微細構造体の前記第1の金属微粒子の頭部が突出した面に対し光を照射し、 前記光の前記面における反射光または透過光の強度を測定し、 測定された光の強度に基づいて前記溶液に含まれる被検体を検出する被検体検出方法。
IPC (1件):
G01N21/27
FI (1件):
G01N21/27 C
Fターム (10件):
2G059AA05 ,  2G059BB04 ,  2G059DD13 ,  2G059EE01 ,  2G059EE02 ,  2G059EE12 ,  2G059HH02 ,  2G059JJ01 ,  2G059KK01 ,  2G059PP04
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (8件)
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