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J-GLOBAL ID:201002201402034511   整理番号:10A0680395

ゲルマニウムを基本とする金属-酸化物-半導体素子への応用を目指したハイ-kゲート誘電体としての酸化イットリウムスカンジウム

Yttrium-scandium oxide as high-k gate dielectric for germanium metal-oxide-semiconductor devices
著者 (8件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 065008,1-7  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: E0503B  ISSN: 0268-1242  CODEN: SSTEET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ゲルマニウムを基本とするMOS素子への応用を目指したハイ-kゲート誘電体であるYScOxの物理的および化学的特性と電気的特性を系統的に研究した。Oの1sに関する光電子エネルギー損失分光と価電子帯のスペクトルを測定することによって,YScOx/Geの界面におけるエネルギーバンドの不連続性を決定した。YScOxとGe基板の間の強い反応によって安定なゲルマン酸Y-Scが形成されるために,漏洩電流密度が小さく,また界面状態密度の低い優れたYScOxが得られるが,亜酸化Geを基本とする界面層の再成長は確認されなかった。また,YScOxの電気的特性に対するSc濃度の効果を詳細に研究した。YScOx中におけるScOの濃度が増すと,フラットバンド電圧は低下し,界面特性は過剰なScOのために劣化することが判明した。更に,プロセス条件を最適化するために,アニーリングの効果も研究した。結論として,50%程度のScOを含み,500°Cでポストメタライゼーションアニーリング処理を行ったYScOxを持つMOSの電気的性能は充分に実用に適することが分かった。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属-絶縁体-半導体構造  ,  トランジスタ 

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