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J-GLOBAL ID：201002212039839610   整理番号：10A0006708

山梨県産果樹および野菜作物葉のポリフェノール含量とDPPHラジカル消去活性

Polyphenol Contents and DPPH Radical Scavenging Activities of Leaves of Fruit and Vegetable Crops Grown in Yamanashi Prefecture

著者 (3件)： 中川裕子 (山梨大 大学院工学研究科) ,  仲尾玲子 (山梨学院短大) ,  宇井定春 (山梨大 大学院医学工学総合研究部)
資料名： 日本食品保蔵科学会誌  (Food Preservation Science)
巻： 35  号： 3  ページ： 135-138  発行年： 2009年05月30日 
JST資料番号： Z0775A  ISSN： 1344-1213  CODEN： NSHKCW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 山梨県産園芸作物の葉部ポリフェノール含量とDPPHラジカル消去活性を測定し,両者の相関について検討した。ポリフェノール含量は果樹作物の乾燥葉が平均50.0mg/g,野菜作物の乾燥葉が平均17.9mg/gであり,果樹作物葉は野菜作物葉より約2.8倍高い値であった。DPPHラジカル消去活性は,果樹作物葉ではカキ葉,ブドウ葉,スモモ葉が高く,野菜作物葉では,ウド葉,アズキ葉,ゴボウ葉が高かった。ポリフェノール含量とDPPHラジカル消去活性の相関係数は,果樹作物葉では0.6951で有意な相関が認められたが,野菜作物葉では0.3881で相関はみられなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： 果樹 ,  野菜 ,  *葉 ,  *多価フェノール ,  酸化防止 ,  葉分析 ,  芳香族ニトロ化合物 ,  ヒドラジルラジカル
準シソーラス用語： ラジカル消去活性 ,  有効活用

分類 (3件)： 果樹  (FC03042G) ,  野菜  (FC03043X) ,  植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (1件)： DPPHラジカル

引用文献 (11件)：

• OKAWA, M. DPPH (1,1-diphenyl-2-picrylhydrazyl) radical scavenging activity of flavonoids obtained from some medicinal plants. Biol. Pharm. Bull. 2001, 24, 1202-1205
• HASSIMOTTO, N. M. A. Antioxidant activity of dietary fruits, vegetables, and commercial frozen fruit pulps. J. Agric. Food. Chem. 2005, 53, 2928-2935
• 木村英生. バイオ技術を利用した地域農林産物からの新規機能性食品の開発. 山梨工技セ研報. 2005, 19, 6-10
• 木村英生. 地域農産素材等の機能性解明と高付加価値製品の開発. 山梨工技セ研報. 2006, 20, 101-104
• 木村英生. バイオ技術を利用した地域農林産物からの新規機能性食品の開発 (第2報). 山梨工技セ研報. 2006, 20, 5-8

タイトルに関連する用語 (7件)： 山梨 ,  果樹 ,  野菜作物 ,  葉 ,  ポリフェノール ,  含量 ,  DPPHラジカル消去活性