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J-GLOBAL ID:201002217531509279   整理番号:10A0154059

1.放牧牛肉(あか毛和牛)の化学成分における特徴と食味評価

著者 (11件):
資料名:
号: 88  ページ: 64-65  発行年: 2010年01月22日 
JST資料番号: Y0373A  ISSN: 0386-8419  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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成長に優れる褐毛和種去勢牛を対象に放牧肥育を実施し,生産された牛肉の成分や食味を慣行肥育の牛肉と比較した。ウシを,1)慣行肥育(稲藁と濃厚飼料多給),2)放牧CS肥育(22カ月齢まで放牧後,トウモロコシサイレージ多給肥育),3)放牧地肥育(放牧地で肥育し,放牧地方そのまま出荷)に分けて肥育した。これらのウシの枝肉から屠畜5日目に皮下脂肪とロース芯を採取し各種化学成分の分析を行った。また,ロース芯を用いた食味試験を,「フライパン焼き」,「網焼き」,「茹で」の調理法で行った。その結果,牧草由来成分であるレチノール,βカロテン,αトコフェロールは放牧牛の皮下脂肪で顕著に高かった。ロースのn-6/n-3比率は顕著に低い値を示した。体内合成する成分であるカルノシンは放牧牛で高かった。食味では放牧牛の肉は剪断力価が高く,硬いために食味評点が低かった。牛肉そのものを味わう料理よりも,他の食材とともに調理する料理では放牧CS肥育が最も高く評価された。放牧CS肥育は慣行肥育に対し遜色はないが,仕上げ期間の短縮や放牧の特色を残すための飼養法の検討が必要と考えられた。
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分類 (2件):
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牛  ,  生肉の品質と処理 
物質索引 (4件):
物質索引
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