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J-GLOBAL ID:201002231317623091   整理番号:10A0490978

Cu(Ti)/多孔質低k試料におけるチタンリッチバリア層の自己形成に対するポアシーリングの影響

Effects of Pore Sealing on Self-Formation of Ti-Rich Barrier Layers in Cu(Ti)/Porous-Low-k Samples
著者 (8件):
資料名:
巻: 49  号: 4,Issue 2  ページ: 04DB09.1-04DB09.6  発行年: 2010年04月25日 
JST資料番号: G0520B  ISSN: 0021-4922  CODEN: JJAPB6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多孔質SiOxCyH(低k)誘電層上にCu(1at.% Ti)合金膜を蒸着成長させ,チタンリッチバリア層の自己形成に対するポアシーリングの影響を調べた。試料には,6.5nm厚のSiCNのポアシーリングを持つものと持たないものを使った。アルゴン中で400~600°Cで2時間アニール処理をした後に,多孔質低k層上にチタンリッチバリア層が自己形成された。ポアシーリングの無い試料では界面が粗くなり,チタン原子がポア表面で多孔質低k層と反応していることが分かった。対照的に,ポアシーリングのある試料では,界面が滑らかであった。この場合のチタンリッチバリア層は,アモルファス酸化チタンから構成されている。また,ポアシーリングの無い試料では,Cu(Ti)合金膜の直下に多結晶TiCが観測され,また,シーリングを持つ試料においては,アモルファスTiNとTiCが見られた。界面でのチタン析出は2つの層に分割されることから,チタン原子とポアシーリングとの反応から形成されるチタンリッチバリア層と多孔質低k層とは分離していることが分かった。ポアシーリングの無いものに比べて,ポアシーリングを持つ試料の抵抗は小さくなった。このことは,合金膜中の残留チタン原子濃度の低いことと,ポアシーリングを持つ試料の粒径がより粗く細長いことに起因する。(翻訳著者抄録)
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固体デバイス製造技術一般 

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