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J-GLOBAL ID：201002239932079386   整理番号：10A0177456

マイクロバブルを用いた豆乳泡沫の起泡と排液

Characteristics of Foam Formation and Drainage in Soy Milk Blown with Microbubbles

著者 (4件)： 柘植光代 (日本女大) ,  金親あつ美 (和洋女大) ,  藤井恵子 (日本女大) ,  大越ひろ (日本女大)
資料名： 日本調理科学会誌  (Journal of Cookery Science of Japan)
巻： 43  号： 1  ページ： 10-16  発行年： 2010年02月05日 
JST資料番号： Y0637A  ISSN： 1341-1535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 食品の調理・加工法に及ぼすマイクロバブルの影響を明らかにするため,マイクロバブルを用いて豆乳を起泡して,起泡性と泡沫の安定性を評価した。起泡性は起泡力と泡沫表面高を,また安定性は排液率と排液速度を測定して評価した。マイクロバブルの発生時間が長い場合は起泡力が高かった。泡沫表面高を高くするにはMB発生時間を長くすることが有効であるが,粘性率が高い試料の場合は発生時間の延長効果は小さかった。マイクロバブルの発生時間が長いと泡沫の排液率は低く,排液速度は遅くなることから泡沫の安定性が保たれた。起泡力と排液開始初期の排液率は負の相関を示した。以上の結果より,豆乳の起泡において高い起泡性と泡沫の安定性を得るにはマイクロバブルの発生時間を長くすることが有効であった。(著者抄録)

シソーラス用語： *豆乳 ,  起泡性 ,  排水 ,  気泡 ,  粘度 ,  食品加工
準シソーラス用語： マイクロバブル ,  粘性率 ,  排液

分類 (1件)： 野菜とその加工品  (FJ11020O)

引用文献 (27件)：

• BORDEN, M. A. Dissolution behavior of lipid monolayer-coated, air-filled microbubbles : effect of lipid hydrophobic chain length. Langmuir. 2002, 18, 9225-9233
• 柘植秀樹. マイクロバブルの特性. マイクロバブル・ナノバブルの最新技術. 2007, 1-14
• 李攀. マイクロバブル・ナノバブルの応用, 環境分野におけるマイクロバブルの応用. マイクロバブル・ナノバブルの最新技術. 2007, 109-115
• 道奥康治. マイクロバブル・ナノバブルの応用, 貯水池の深層曝気による水質浄化. マイクロバブル・ナノバブルの最新技術. 2007, 116-125
• 宮本誠. マイクロバブル・ナノバブルの応用, 高密度マイクロバブルによる環境配慮型洗浄. マイクロバブル・ナノバブルの最新技術. 2007, 141-148

タイトルに関連する用語 (5件)： マイクロバブル ,  豆乳 ,  泡沫 ,  起泡 ,  排液