抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Mooreの法則で知られるように,これまで,LSIは,微細加工技術の進歩に伴う半導体素子の微細化により,著しい速度で高性能化,大容量化が達成されてきた。しかし,微細加工技術が32nmノード,22nmノードと進むにつれて,素子の微細化に伴う様々な問題が指摘されるようになっている。このような問題を解決するためには,素子の微細化だけでなく,LSIに実装技術やMEMS技術,フォトニクス技術などの異種技術を融合して,システム全体で高性能化,高機能化をはかる新しい集積化技術が必要となる。いわゆる,More than Moore技術である。したがって,今後のLSI開発は,素子の微細化を更に進めるMore Moore技術と,異種技術を融合するMore than Moore技術を車の両輪のようにうまく協調,共存させながら進めていくことが重要になる。本報告では,More than Moore技術を代表する技術の一つである3次元集積化技術について,現状の課題と将来の可能性について言及する。(著者抄録)