文献
J-GLOBAL ID:201002256462771255   整理番号:10A0117638

マイクロ・ナノ粒子触媒層へのグリセリン添加による直接形ジメチルエーテル燃料電池出力性能への影響

Characteristic of Using Glycerin Mixed Consists of Micro-Nano Size Particle Catalyst for Direct Dimethyl Ether Fuel Cell
著者 (3件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 4-10  発行年: 2010年01月10日 
JST資料番号: S0129A  ISSN: 0386-6157  CODEN: FKKADA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
微小空間の解析が出来るX線回折装置を用いた非破壊検査を行い,グリセリンの混合量と発電出力密度の関係を明らかにした。また同時に,電気的特性による発電出力密度の相違も調べ,以下に結果を示した。アノード,カソードともに,グリセリンを単極および両極に10%添加した触媒が最も出力密度の性能がよく,温度による違いはあるが無添加触媒に比べて単極のみでは約15%,両極では約23~30%の性能向上を達成できた。X線回折装置による測定結果より,グリセリン添加量10%のとき,1の25nm~35nmの大きさの空孔体積分率が10%近くになり,最小値をとり,最大出力密度が出現することが分った。酸素ゲイン試験では,グリセリン添加量10%が最も酸素ゲインが低かった。グリセリンを添加することで酸素ゲインを低く抑えることができ,ガス拡散性が向上したため,3相界面が増大し,性能が大きく向上したと考えられる。グリセリン無添加触媒に比べて,アノードにグリセリン添加触媒を用いた場合,アノード過電圧が低減できる。カソードにグリセリン添加触媒を用いた場合,カソード過電圧がより低減できることが明らかになった。グリセリン添加量変化ではCVに大きな違いはみられず,Pt単位質量当たりの比表面積もほとんど違いは見られなかった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
触媒操作  ,  燃料電池 
引用文献 (8件):

前のページに戻る