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J-GLOBAL ID:201002256519439538   整理番号:10A1544063

生物工学と「食」の接点 ヨーグルト脱酸素発酵技術の開発

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巻: 88  号: 11  ページ: 594-600  発行年: 2010年11月25日 
JST資料番号: G0440B  ISSN: 0919-3758  CODEN: SEKAEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ブルガリアの伝統的なヨーグルトを科学することで,開発に成功したヨーグルトの新たな発酵技術「脱酸素低温発酵法」について紹介した。ヨーグルト乳酸菌であるLB81乳酸菌(ブルガリア菌Lactobacillus delbrueckii subsp.bulgaricus2038株)(1)とサーモフィルス菌(Streptococcus thermophilus 1131株)(2)を用いて,酸素が発酵に及ぼす影響を検討した。その結果,(1)は発酵中に培地(乳)の溶存酸素を減少させ,およそ0 ppmに到達した後,活発な増殖を開始することが明らかとなった。このことにより,予め乳中の溶存酸素を減じてから発酵することで発酵時間を短縮できることを見いだした(脱酸素発酵法)。また,「脱酸素発酵法」を「低温発酵」と組み合わせる(脱酸素低温発酵法)ことで,まろやかなヨーグルトの製造に成功し,工業化した。「脱酸素発酵法」の発酵時間短縮効果のメカニズムを解明し,溶存酸素はブルガリア菌2038株とサーモフィルス菌1131株の共生作用の発現を阻害することを示唆する結果を得た。
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分類 (1件):
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乳製品 
引用文献 (5件):

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