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J-GLOBAL ID：201002258094483751   整理番号：10A0829981

「すざく」とXMM-Newtonにより観測した高[OIII]光度を持つタイプ2 ULIRGにおけるAGNパワー

The AGN Power in Type 2 ULIRGs with a High [OIII] Luminosity Observed by Suzaku and XMM-Newton

著者 (5件)： HIRATA Yoshitaka (Ehime Univ., Ehime, JPN) ,  TERASHIMA Yuichi (Ehime Univ., Ehime, JPN) ,  ANABUKI Naohisa (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  NAKAGAWA Takao (JAXA, Kanagawa, JPN) ,  AWAKI Hisamitsu (Ehime Univ., Ehime, JPN)
資料名： 宇宙航空研究開発機構特別資料 JAXA-SP-  (JAXA Special Publication)
号： 09-008E  ページ： 334-335  発行年： 2010年02月26日 
JST資料番号： S0762C  ISSN： 1349-113X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者等は「すざく」とXMM-Newtonによる3つの超光度赤外線銀河(ULIRG)の観測からの結果を示す。それらの光学輝線をseyfert 2と分類し,減光補正[OIII]λ5007輝線光度は,準星の範囲にある(3.2~61)×10⁴³ergs^-1である。それらのX線スペクトルは,非吸収と吸収べき関数成分の組合せで説明される。Fe Kα輝線は検出されない。吸収補正2~10keVの光度L_2~10keVは(3.3~24)×10⁴²ergs^-1の範囲にある。これらの結果は,これらの天体がseyfertクラスの光度を持つCompton薄AGNであることを示す。遠赤外線(FIR)光度LFIRをAGNのボロメータ光度と比較し,AGNのL_FIRへの寄与がせいぜい数十%であることが判った。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *天文衛星 ,  *活動銀河 ,  X線スペクトル ,  法則 ,  光度 ,  *遠赤外線 ,  クェーサー ,  Seyfert銀河 ,  ボロメータ ,  Compton散乱
準シソーラス用語： *すざく ,  すざくX線天文衛星 ,  *活動銀河核 ,  べき則 ,  準星

分類 (2件)： 宇宙飛行体  (QK08000Y) ,  星雲  (DB06000W)

引用文献 (15件)：

• Bassani L. et al. 1999 ApJS., 121, 473
• Dadina M. 2008 A&A., 485, 417
• Fiore F. et al. 2009 ApJ., 693, 447
• Heckman T. M. et al. 2005 ApJ., 634, 161
• Helou G. et al. 1985 ApJ., 298, 7

タイトルに関連する用語 (7件)： すざく ,  観測 ,  高 ,  光度 ,  タイプ ,  AGN ,  パワー