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J-GLOBAL ID：201002260301910716   整理番号：10A0375458

調理とCO₂環境のための食教育の効果

著者 (1件)： 津田淑江 (共立女短大)
資料名： 日本調理科学会誌  (Journal of Cookery Science of Japan)
巻： 43  号： 2  ページ： 136-139  発行年： 2010年04月05日 
JST資料番号： Y0637A  ISSN： 1341-1535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 食材の生産・流通・消費・廃棄に至る全工程で使用されるエネルギー消費を二酸化炭素排出量で示すライフサイクルアセスメント(LCA)を食育に取り入れることを提案した。ここでは市民講座における実践例を紹介した。すなわち,講義により食品の生産・輸送における二酸化炭素排出量について解説した後,調理実習とともに調理と食材廃棄による二酸化炭素排出量を実際に計算した。ここでは食材の二酸化炭素排出係数表(食品会社によるデータベースから抜粋)とワークシートを配布し計算させた。参加者は食材を小さく切ることや加熱時に鍋に蓋をすることで,実際に二酸化炭素排出を削減できることが理解できた。

シソーラス用語： *排出量 ,  *教育 ,  *調理 ,  ライフサイクルアセスメント ,  環境保全 ,  産業廃棄物 ,  家庭ごみ ,  文書 ,  カリキュラム ,  *教育効果 ,  エネルギー消費 ,  *二酸化炭素排出量 ,  食品廃棄物 ,  *食育 ,  評価 ,  廃棄物
準シソーラス用語： 市民講座 ,  ワークシート

分類 (2件)： 食品一般  (FJ01010Y) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (6件)：

• 津田淑江. 調理時におけるライフサイクルCO_2排出量の実践的定量. 日本LCA会誌. 2006, 2, 3, 288-297
• 津田淑江. モデルメニューによる日本の食事のLC-CO_2評価. 日本LCA会誌. 2007, 3, 3, 157-167
• 津田淑江. 家庭における炊飯時および保存時のCO_2排出量. 日本調理科学会誌. 2008, 41, 5, 313-318
• 津田淑江. 食の関連課題の調理的視点からの研究. 日本調理学会誌. 2009, 42, 57-63
• 環境省. 温室効果ガス排出量算定に関する検討結果. http://www.env.jp/earth/ondanka/santeiho/kento/h1408. 2002

タイトルに関連する用語 (4件)： 調理 ,  CO2 ,  環境 ,  食教育