抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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バイオ燃料の中で,微細藻類を用いた事例について検討した。微細藻類は,高等植物の10倍以上の炭酸ガス固定能力を有しており,工場の煙道ガス中の炭酸ガス排出を削減しながらバイオ燃料を生産できるシステムを構築することができる。微細藻類は,増殖速度が速く,脂質のみならず炭化水素を生産する株もある。候補株としては,緑藻がある。水中で塊を作り,その塊の中,細胞と細胞の間に重油相当の直鎖炭化水素をはじめとする種々のオイルを作る。また,Pseudochoricystis ellipsoideaは,軽油相当の炭化水素生産性を有する。課題としては,コスト,培養手法の検討などが上げられる。