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J-GLOBAL ID：201002272413467708   整理番号：10A0684146

精巣特異的ヒストン変異体,ヒトH3Tを含有するヌクレオソームの不安定性の構造的基礎

Structural basis of instability of the nucleosome containing a testis-specific histone variant, human H3T

著者 (8件)： TACHIWANA Hiroaki (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  KAGAWA Wataru (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  OSAKABE Akihisa (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  KAWAGUCHI Koichiro (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  SHIGA Tatsuya (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  HAYASHI-TAKANAKA Yoko (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KIMURA Hiroshi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KURUMIZAKA Hitoshi (Waseda Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 23  ページ： 10454-10459  発行年： 2010年06月08日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 精巣に高度に発現されるヒトヒストンH3Tを含有するヌクレオソームはin vitroおよびin vivoいずれでも通常のH3.1を含有するヌクレオソームに比べて有意に不安定であった。H3Tヌクレオソームの全体的結晶構造はH3.1ヌクレオソームの構造と類似していたが,中心α2へリックスの両端で両者間に違いが認められた。H3Tには,H3.1のVal71とAla111に代ってMet71とVal111が存在し,変異研究によってこの違いがH3T含有ヌクレオソームの不安定性の原因であることが明らかとなった。

シソーラス用語： 精巣 ,  *ヒストン ,  突然変異体 ,  ヒト ,  *ヌクレオソーム ,  安定性 ,  結晶構造 ,  ヘリックス構造 ,  *アミノ酸配列 ,  アミノ酸残基 ,  結晶化 ,  HeLa細胞 ,  クロマチン ,  取込 ,  ヒストンH2A ,  ヒストンH2B ,  ヒストンH4
準シソーラス用語： ヒストンH3.1 ,  *ヒストンH3T

分類 (2件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  細胞構成体一般  (EF03010Z)

タイトルに関連する用語 (7件)： 精巣 ,  ヒストン ,  変異体 ,  ヒト ,  ヌクレオソーム ,  不安定性 ,  基礎