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J-GLOBAL ID:201002277177026160   整理番号:10A0951686

レモングラス油の成分のシトラールはPPARαとγを活性化し,COX-2発現を抑制する

Citral, a component of lemongrass oil, activates PPARα and γ and suppresses COX-2 expression
著者 (6件):
資料名:
巻: 1801  号: 11  ページ: 1214-1220  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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レモングラスは食物香味料,香水として,また鎮痛薬,抗炎症用途に広く使われているハーブである;しかし,これらの作用の分子機構は解明されていない。以前に,プロスタグランジン合成の主要酵素で,′′生活習慣′′病の分子標的のペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)の活性化因子でもあるシクロオキシゲナーゼ(COX)-2のサプレッサーとして,カルバクロールをタイムの精油から同定した。この研究では,COX-2とPPARの確立したアッセイ法を使いレモングラスの精油を評価した。COX-2の促進因子活性がレモングラス油で抑制されることを細胞に基づくトランスフェクションアッセイで見出し,COX-2発現抑制の重要な成分として,またPPARαとγの活性化因子としてシトラールを同定した。COX-2促進因子活性のPPARγ依存的抑制をシトラール処置に対する応答で認めた。ヒトマクロファージ様U937細胞で,シトラールは用量依存的にLPS誘導性のCOX-2のmRNAと蛋白質発現の両方を抑制した。さらに,PPARα応答性カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ1遺伝子とPPARγ応答性脂肪酸結合蛋白質4遺伝子のmRNA発現をシトラールは誘導したことから,シトラールがPPARαとγを活性化し,COX-2発現を調節することが示唆された。これらの結果はレモングラスの抗炎症と抗生活習慣病特性の理解に重要である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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モノテルペン,セスキテルペン  ,  遺伝子発現 
物質索引 (1件):
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