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J-GLOBAL ID:201002289296551840   整理番号:10A0428566

酸化ヌクレオチドの誤取込みに関与するヒトDNAポリメラーゼηおよびκにおける必要なアミノ酸

Critical amino acids in human DNA polymerases η and κ involved in erroneous incorporation of oxidized nucleotides
著者 (11件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 859-867  発行年: 2010年 
JST資料番号: D0242C  ISSN: 0305-1048  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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酸化DNA前駆体のゲノム取込みにより変異および発癌が生じる。ヒトY-ファミリーDNAポリメラーゼ(Pols)は8-オキソ-dGTP(酸化dG)を鋳型dAの反対側に挿入し,この不適正塩基対G:AはAからCへの塩基転換に導く。本論文では酸化dGの誤取込み機構に関する。ヒトPolηとPolκ蛋白質の活性中心のアミノ酸置換を試みた。その結果PolηではArg61が誤取込みにとって必須であり,PolκではTyr112が挿入特異性に関与することを,それぞれ変異型R61KおよびY112Aを用いて示した。活性中心にあるアミノ酸残基が酸化dGにsyn立体配座をとらせて,DNA誤挿入をもたらすものと推察する。
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分類 (3件):
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遺伝的変異  ,  分子遺伝学一般  ,  酵素一般 
物質索引 (1件):
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