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J-GLOBAL ID:201002295953043788   整理番号:10A0107558

食用油中のグリセリン脂肪酸エステルの定量のための新しい分析法

A New Analytical Method for the Quantification of Glycidol Fatty Acid Esters in Edible Oils
著者 (8件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 81-88 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0238A  ISSN: 1345-8957  CODEN: JOSOAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2回固相抽出(SPEs)とLC-MS測定法を組み合わせて,食用油中の食品加工汚染物質と想定したグリセリン脂肪酸エステル(GEs)を定量化する新規な方法を開発する。検体は5種の合成GEsであった:パルミチン酸やオレイン酸,ステリアン酸,リノール酸とリノレン酸のグリセリンエステルである。逆相勾配LCと組み合わせた常圧化学イオン化MSの陽イオンモードでの選択イオン監視の使用は,標準のGEsに対して0.0045~0.012μg/mlの定量限界をもたらし,食用油中のg当たりμgの範囲におけるGEsの検出を可能にする。最初の逆相と次ぎの順相での2回SPE手法を使用すると,油中に共存する多量のアシルグリセロールの除去が可能となり,LC-MS測定の次の操作における丈夫さと安定性が改良された。この方法が3種の商業的食用油源中のGEsの定量に使用されたとき,主成分としてトリアシルグリセロールを含む2種の油では,標準偏差が2.9~12.1%で回収率は71.3~94.6%(平均79.4%)であったが,もう一方のジアシルグリセロールが豊富な油では,標準偏差が2.1~12.0%%で回収率は90.8~105.1%(平均97.2%)であった。この方法の精度はまだ十分でないかもしれないが,痕跡レベルのGEsの定量に有用であり,食用油の品質管理に役立つであろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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食用油脂,マーガリン  ,  食品の分析  ,  油脂の性質 
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