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J-GLOBAL ID:201002298078715946   整理番号:10A0655239

現在の技術基準で設計したRC橋脚の耐震性に関する実大震動台実験及びその解析

EVALUATION OF SEISMIC PERFORMANCE OF A CIRCULAR REINFORCED CONCRETE BRIDGE COLUMN DESIGNED IN ACCORDANCE WITH THE CURRENT DESIGN CODE BASED ON E-DEFENSE EXCITATION
著者 (10件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 324-343 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: U0102A  ISSN: 1880-6023  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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現在の技術基準で耐震設計した高さ7.5m,直径2mの大型RC橋脚に対する加震実験をE-ディフェンスを用いて実施すると同時に,動的解析により橋脚の耐震性を検討した.この結果,1) 本橋脚は1995年兵庫県南部地震による断層近傍地震動に対して曲げ損傷程度の被害で耐えること,2) 載荷繰り返しによる損傷の進展は大きく,さらに継続時間の長い断層近傍地震動に対する耐震性には検討の余地があること,3) コアコンクリートが圧壊して破砕し,軸方向鉄筋及び帯鉄筋の隙間から破砕したコンクリートがまるで爆発のように飛び出し,従来の小型模型を用いた実験とは異なった破壊特性となること,4) 動的解析は塑性応答が小さい段階ではかなりの精度を持つが,塑性応答が著しくなると,まだ精度不十分であることを明らかにした.(著者抄録)
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分類 (2件):
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下部工  ,  コンクリート構造 
引用文献 (22件):
  • 1) 武村浩志,川島一彦,運上茂樹,星隈純一:繰返し載荷実験に基づくRC橋脚の終局変位の評価,構造工学論文集,Vol.43A, pp.869-880, 1997.
  • 2) Kawashima, K. and Koyama, T.: Effect of number of loading cycles on dynamic characteristics of reinforced concrete bridge pier columns, Structural Engineering and Earthquake Engineering, Journal of JSCE, Vol.5, No. 1, pp.183-191, JSCE, 1988.
  • 3) 武村浩志,川島一彦:載荷履歴特性が鉄筋コンクリート橋脚の変形性能に及ぼす影響,構造工学論文集,Vol.43A, pp. 849-850,1997.
  • 4) 星隈順一,運上茂樹,川島一彦,長屋和宏:載荷繰返し特性と塑性曲率分布に着目した曲げ破壊型鉄筋コンクリート橋脚の塑性変形性能とその評価法,構造工学論文集,Vol.44A, pp. 877-888, 1998.
  • 5) 幸左賢二,小林和夫,村山八洲雄,吉澤義男:大型RC橋脚模型試験体による塑性変形挙動に関する実験的研究,土木学会論文集,No.538/V-31, pp.47-56, 1996.
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