特許
J-GLOBAL ID:201003005143460868

内視鏡用高周波処置具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三井 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-027948
公開番号(公開出願番号):特開2010-183927
出願日: 2009年02月10日
公開日(公表日): 2010年08月26日
要約:
【課題】可撓性シースの先端で電極をT字状に大きく広げることができ、しかも電極が対象物に強く押し付けられても変形し難くて、大きな切除対象等であってもスムーズに押し切りすることができる内視鏡用高周波処置具を提供すること。【解決手段】可撓性チューブ1の先端近傍領域の側面に、軸線と平行方向に一対の切れ目2又は切り削ぎ部2′が略対称に形成され、それによって一対の切れ目2又は切り削ぎ部2′で挟まれた領域に一対の分割片3が形成され、各分割片3の前後両端付近に凹折れ容易部4,5が形成されて、各分割片3の中間部分に凸折れ容易部7が形成され、可撓性チューブ1内に軸線方向に進退自在に挿通配置された導電線8の先端に一対の電極ワイヤ9が連結されて、一対の電極ワイヤ9が可撓性チューブ1の先端から各分割片3の表面に沿って配置され、その先端が分割片3に連結されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電気絶縁性の可撓性チューブの先端近傍領域の側面に、上記可撓性チューブの軸線と平行方向に一対の切れ目又は切り削ぎ部が略対称に形成され、それによって上記一対の切れ目又は切り削ぎ部で挟まれた領域に一対の分割片が形成され、 上記各分割片の前後両端付近に凹方向への折れ曲がりが容易な凹折れ容易部が形成されて、上記各分割片の中間部分に凸方向への折れ曲がりが容易な凸折れ容易部が形成され、 上記可撓性チューブ内に軸線方向に進退自在に挿通配置された導電線の先端に一対の電極ワイヤが連結されて、上記一対の電極ワイヤが上記可撓性チューブの先端から各々後方に曲げ戻されて上記各分割片の表面に沿って配置され、上記各電極ワイヤの先端が上記分割片に連結された構成を備え、 上記導電線が上記可撓性チューブの基端側から牽引操作されると、上記凹折れ容易部と上記凸折れ容易部が各々折れ曲がって、上記一対の分割片が各々上記可撓性チューブの側方に突出した状態になり、その突出面の少なくとも前面部分に上記電極ワイヤが沿った状態になることを特徴とする内視鏡用高周波処置具。
IPC (1件):
A61B 18/12
FI (1件):
A61B17/39 310
Fターム (7件):
4C160FF19 ,  4C160KK03 ,  4C160KK12 ,  4C160NN02 ,  4C160NN03 ,  4C160NN10 ,  4C160NN13
引用特許:
出願人引用 (6件)
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