特許
J-GLOBAL ID:201003007619033109
無端金属ベルトの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 寿一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-242902
公開番号(公開出願番号):特開2010-070834
出願日: 2008年09月22日
公開日(公表日): 2010年04月02日
要約:
【課題】洗浄剤を使用した洗浄工程を行わずに加工油を除去することができる無端金属ベルトの製造方法を提供することにより、窒化処理を阻害する要因を排除し、無端金属ベルトの強度を確保するとともに、無端金属ベルトの歩留まりを改善する。【解決手段】(f)圧延工程の後に行われ、(f)圧延工程において使用されベルト状部材5に付着した加工油6を除去する(g)加工油除去工程をさらに備え、(f)圧延工程において、加工油6は、無機系物質を含まないものを使用して、(g)加工油除去工程において、ベルト状部材5を加熱してベルト状部材5に付着した加工油6を蒸発させることによって、加工油6を除去した後に、(h)二次溶体化処理工程を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
金属製のリング状部材を圧延することによって、
無端のベルト状部材を成形する圧延工程と、
前記圧延工程の後に行われ、
前記ベルト状部材を溶体化処理する溶体化処理工程と、
前記溶体化処理工程の後に行われ、
前記ベルト状部材を窒化処理する窒化処理工程と、
を備える無端金属ベルトの製造方法であって、
前記圧延工程の後に行われ、
前記圧延工程において使用され前記ベルト状部材に付着した加工油を除去する加工油除去工程をさらに備え、
前記圧延工程において、
前記加工油は、無機系物質を含まないものを使用して、
前記加工油除去工程において、
前記ベルト状部材を加熱して前記ベルト状部材に付着した前記加工油を蒸発させることによって、前記加工油を除去した後に、
前記溶体化処理工程を行う、
ことを特徴とする無端金属ベルトの製造方法。
IPC (6件):
C21D 9/40
, C22C 38/00
, C21D 1/06
, F16G 1/20
, F16G 5/16
, B21B 5/00
FI (6件):
C21D9/40 A
, C22C38/00 302N
, C21D1/06 A
, F16G1/20
, F16G5/16 B
, B21B5/00
Fターム (12件):
4K042AA23
, 4K042AA24
, 4K042BA13
, 4K042CA04
, 4K042CA08
, 4K042CA11
, 4K042CA12
, 4K042CA15
, 4K042DA06
, 4K042DC02
, 4K042DC03
, 4K042DC04
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (6件)
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無端金属ベルトの製造方法およびその製造装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-330465
出願人:トヨタ自動車株式会社
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鋼板の焼鈍方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-263908
出願人:新日本製鐵株式会社
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連続焼鈍に於ける加熱脱脂方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-056924
出願人:株式会社河合楽器製作所
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連続焼鈍炉
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-188106
出願人:大同特殊鋼株式会社
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特開昭64-056825
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特開昭61-140306
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