特許
J-GLOBAL ID:201003008709424820

コルゲートマシン、および段ボールの生産管理装置並びに生産管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武藤 勝典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-049968
公開番号(公開出願番号):特開2010-158902
出願日: 2010年03月06日
公開日(公表日): 2010年07月22日
要約:
【課題】スリッタスコアラなどのオーダ切替に伴う不良以外の生産不良が発生した場合でも、多数の連続するオーダ中の各オーダ通りの生産を確保できるコルゲートマシンを提供する。【解決手段】生産工程計画PN8について、生産不良が計画開始位置P3に到達した場合、生産不良が割り当てられる予定の段ボールシートは、オーダ4の2枚目シートと特定される。生産不良の除去工程がオーダ4の2枚目シートの位置に追加され、生産工程計画PN8が生産工程計画PN80に変更される。特定されたシートの生産工程とそれ以降の順位のシートの生産工程とが除去工程の追加に伴い繰り下げられる。生産工程計画PN80の切替不良の除去工程が実行された後、オーダ4の2枚目シートの生産工程は生産不良の除去工程の後に繰り下げられ、新たな生産工程計画PN81が作業メモリ380に記憶される。【選択図】図13
請求項(抜粋):
原紙から連続する段ボールを生産するために段ボールの搬送方向において最も下流側にダブルフェーサを有する生産エンドと、連続する段ボールに対して切断などの加工を施して段ボールシートを生産する加工エンドとを備えるコルゲートマシンにおいて、 前記連続する段ボールに対して、その搬送方向に切断または罫線の付与を行うスリッタスコアラと、その搬送方向と直交する幅方向に切断を行うカットオフ装置と、不良な段ボールシートを除去する除去装置とを含み、前記加工エンドに配置された加工装置ラインと、 複数の連続するオーダに従い、各オーダ毎の段ボールシートのサイズおよび生産数量と各オーダを切り替えるための前記段ボール上の切替予定位置とを含む生産工程計画を作成する計画管理部と、 前記生産工程計画に従う前記段ボール上の切替予定位置が予め決められた切替基準位置に達したときに、少なくとも前記スリッタスコアラにより切断または罫線の付与が行われる加工位置の制御を行う加工制御部と、 前記生産エンドで発生した生産不良部分が前記切替基準位置に達するまでに、その生産不良部分の発生を検出する不良検出部と、 前記連続する段ボールが搬送される長さを検出することにより、前記不良検出部により検出された生産不良部分の現在位置を表す情報を発生する手段と、 前記不良検出部が生産不良部分の発生を検出したときに、前記作成された生産工程計画と前記発生された生産不良部分の現在位置を表す情報とに基づいて前記複数の連続するオーダの中から前記生産不良部分が割り当てられる予定のオーダを決定し、前記決定されたオーダについて前記除去装置により前記生産不良部分が除去される工程を前記生産工程計画に追加すると共に前記生産不良部分により生産される予定であった段ボールシートの生産工程を前記生産工程計画において繰り下げ、前記生産不良部分の長さに応じて前記決定されたオーダに続くオーダの前記切替予定位置を前記生産工程計画において変更する生産計画変更部と、を備え、 前記計画管理部は、前記搬送方向において前記切替基準位置より上流側であって前記ダブルフェーサの出口より下流側に予め決められた計画開始位置から前記カットオフ装置の配置位置までの間に存在する段ボールの生産工程計画を作成するコルゲートマシン。
IPC (1件):
B31F 1/24
FI (1件):
B31F1/24 E
Fターム (3件):
3E078AA04 ,  3E078BB01 ,  3E078CD04
引用特許:
出願人引用 (4件)
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