特許
J-GLOBAL ID:201003008800591527

金属持込持出検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 凡雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-335861
公開番号(公開出願番号):特開2010-156643
出願日: 2008年12月31日
公開日(公表日): 2010年07月15日
要約:
【課題】 金属の存在の検知に止まらず、検知した金属の種類までも判別できる金属持込持出検知装置の提供をする。【解決手段】 8の字巻線からなる差動サーチ部3の出力を増幅器10で増幅した上で、位相検波器12で直交検波して、これにより得られた同相成分信号X、直交成分信号Yを判別部13に送り、該判別部13が、これら成分信号より、金属の存在及びその金属の種類を判断し、該判断の結果を与えられる報知部14が判断結果を報知するようにした。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
少なくても、1の正弦波信号を得て当該正弦波信号を増幅した一定周波数の励磁用電圧信号を送出する電源部と、 上記電源部からの上記励磁用電圧信号を供給されて、上記一定の周波数の交番磁界を発生する励磁コイルと、 上記励磁コイルの一方の端面側に設けられて該端面との間に一定の間隔(以下、検知金属通過用間隔という)を空けて、該端面の概ね中央部に端面が対向(向合い平行になっているという意味で使う。以下において同様。)している8の字状に巻かれた巻線(数字の8の字としての上の半分に相当する部分を巻いた後に該部分と逆向きに下の半分の部分に相当する部分を巻くといった方法で巻いていった上下部同巻数の巻線であり、以下、8の字巻線という)からなる差動サーチ部と、 上記差動サーチ部で誘起されたサーチ出力信号を取込み、これを増幅して出力する増幅器と、 上記増幅器で増幅されたサーチ出力信号を入力すると共に、上記電源部からの上記正弦波信号および何れかの回路部からの該正弦波信号よりも位相がπ/2ラジアンだけ進んでいるπ/2ラジアン移相信号をそれぞれ取込み、取込んだこれら2つの信号を用いて該サーチ出力信号を直交検波し、同相成分信号と直交成分信号とを得て、これら2つの信号を送出する位相検波器と、 上記励磁コイルと差動サーチ部との間を金属が通過したときに、上記位相検波器よりの上記同相成分信号と直交成分信号とに基づき、金属の通過及び該金属の種類を判断して、判断結果に応じた検知信号を送出する判断部と、 上記検知信号を得て、検知信号に応じた報知動作をする報知部とを備えることを特徴とする金属持込持出検知装置。
IPC (1件):
G01V 3/10
FI (1件):
G01V3/10 F
Fターム (1件):
2G005CA02
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (6件)
  • 金属検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-167597   出願人:アンリツ産機システム株式会社
  • 金属検出機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-335189   出願人:日新電子工業株式会社
  • 金属検出機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-168800   出願人:アンリツ産機システム株式会社
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