特許
J-GLOBAL ID:201003018345976941

エンジンの排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  樋口 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-276587
公開番号(公開出願番号):特開2010-106671
出願日: 2008年10月28日
公開日(公表日): 2010年05月13日
要約:
【課題】選択還元型のNOx浄化触媒に供給される還元剤の濃度異常をより低コストな構成で検出する。【解決手段】本発明のエンジンの排気装置は、排気通路1上に設けられた選択還元型のNOx浄化触媒3と、このNOx浄化触媒3に供給される尿素水が貯留される貯留タンク9と、制御手段(21)とを備えている。制御手段(21)は、NOx浄化触媒3の温度Tsに応じた目標NOx浄化率Rtと、触媒上下流のNOx濃度Dnf,Dnrに基づき算出された実NOx浄化率Raとの比率からなる目標達成率Xを記憶部21cに逐次記憶させるとともに、上記貯留タンク9への尿素水の補給があったときに、その補給の前後で上記記憶部21cに記憶された目標達成率Xを比較することにより、上記尿素水の濃度異常を検出するように構成されている。【選択図】図3
請求項(抜粋):
エンジンの排気通路上に設けられた選択還元型のNOx浄化触媒に、貯留タンク内に貯留された液状の還元剤を供給して還元反応を促進させるようにしたエンジンの排気浄化装置であって、 上記NOx浄化触媒で浄化されるNOxの浄化率に関連するパラメータ値を検出する第1パラメータ値検出手段と、 上記NOx浄化触媒の温度に関連するパラメータ値を検出する第2パラメータ値検出手段と、 これら両検出手段の検出値に基づき上記排気浄化装置の各部を制御する制御手段とを備え、 上記制御手段は、上記第1パラメータ値検出手段の検出値に基づいて実NOx浄化率を算出する浄化率算出部と、上記第2パラメータ値検出手段の検出値に基づいて上記NOx浄化触媒の温度に応じた目標NOx浄化率を設定する目標設定部と、これら目標設定部および浄化率算出部により求められた上記目標NOx浄化率と実NOx浄化率との比率からなる目標達成率を記憶する記憶部と、上記貯留タンク内の還元剤の液位に基づいて貯留タンク内に還元剤が補給されたことを検出する補給検出部とを有し、 かつ、上記制御手段は、上記補給検出部により還元剤の補給が検出されたときに、その補給の前後で上記記憶部にそれぞれ記憶された目標達成率を比較することにより、上記還元剤の濃度異常を検出することを特徴とするエンジンの排気浄化装置。
IPC (5件):
F01N 3/18 ,  F01N 3/08 ,  F01N 3/20 ,  B01D 53/94 ,  B01D 53/86
FI (5件):
F01N3/18 C ,  F01N3/08 H ,  F01N3/20 C ,  B01D53/36 101A ,  B01D53/36
Fターム (23件):
3G091AA18 ,  3G091AB04 ,  3G091BA14 ,  3G091BA21 ,  3G091BA33 ,  3G091BA34 ,  3G091CA17 ,  3G091DB10 ,  3G091DC06 ,  3G091EA17 ,  3G091EA33 ,  3G091HA36 ,  3G091HA37 ,  3G091HA42 ,  4D048AA06 ,  4D048AB02 ,  4D048AC03 ,  4D048CC61 ,  4D048DA01 ,  4D048DA02 ,  4D048DA08 ,  4D048DA13 ,  4D048DA20
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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