特許
J-GLOBAL ID:201003023214550365

乗客コンベアの異常診断システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-180044
公開番号(公開出願番号):特開2010-018385
出願日: 2008年07月10日
公開日(公表日): 2010年01月28日
要約:
【課題】乗客コンベアの異常有無の判定だけでなくその原因の推定も自動で行えるようにして、保守作業の大幅な効率化を実現する。【解決手段】移動集音装置15や固定集音装置17,18でエスカレータ稼動音を集音し、診断装置20のデータ収集部21に保存する。診断装置20の演算部22は、データ収集部21に保存されたエスカレータ稼動音の音声データと基準データとの差分をとることで、エスカレータ稼動音の異音成分のみを抽出し、異音成分の出力波形の最大ピークが所定の閾値を越えるか否かにより、異常有無の判定を行う。さらに、異常ありと判定した場合には、異常成分の最大ピーク付近のデータを周波数分析した結果と、予め各異常原因ごとに求めておいた異音周波数パターンとの相関を評価し、その評価結果に基づいて異常の原因を推定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
無端状に連結された多数の踏段を循環移動させて踏段に搭乗した乗客を搬送する乗客コンベアの異常診断システムであって、 乗客コンベアの稼動音を集音する集音手段と、 異音が含まれていない正常時の乗客コンベア稼動音の音声データを基準データとして保持し、前記集音手段で集音した乗客コンベア稼動音の音声データと前記基準データとの差分に基づいて、乗客コンベアに異常が発生しているか否かを判定する異常判定手段と、 異音発生を伴う複数の異常原因ごとに各異音の周波数成分の特徴を表した複数の異音周波数パターンを保持し、前記集音手段で集音した乗客コンベア稼動音の音声データと前記基準データとの差分の周波数分析結果を前記複数の異音周波数パターンと比較して、異常の原因を推定する原因推定手段と、を備えることを特徴とする乗客コンベアの異常診断システム。
IPC (1件):
B66B 27/00
FI (1件):
B66B27/00 C
Fターム (4件):
3F321EA15 ,  3F321EB07 ,  3F321EB10 ,  3F321EC06
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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