特許
J-GLOBAL ID:201003029176418529
製品材質値の予測方法、装置、操業条件の決定方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-318908
公開番号(公開出願番号):特開2010-033536
出願日: 2008年12月15日
公開日(公表日): 2010年02月12日
要約:
【課題】製造プロセスの過去事例を高速、高精度に検索して、製品の材質予測を的確に行うことを可能にする。【解決手段】指定された時刻から過去時刻までの、指定した所定のプロセス変数値と材質値を時系列データベースから抽出して、それを量子化し、検索用テーブルに量子化したプロセス変数値と材質値を格納する。材質を予測したい製品のプロセス変数値を量子化し、これを検索キーとして、検索用テーブルを検索し、類似する量子化した値を持つ過去事例と取り出し、その過去事例の材質値に基づいて、製品の材質の予測値を算出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
製造プロセスの操業条件及びプロセスの状態量からなるプロセス変数値、並びに製造された製品の材質値を、製造プロセスでの処理時刻と共に、該製造プロセスにおける製造実績の過去事例として保存した時系列データベースを作成し、該時系列データベースを用いて、材質値を予測したい製品のプロセス変数値に類似したプロセス変数値を持つ過去事例を検索し、該検索で得られた過去事例の材質値に基づいて予測したい製品の材質値を予測する製品材質値の予測方法であって、
製造及び製品の材質値の測定が完了した製品のプロセス変数値、並びに製品の材質値のデータを製造プロセスから収集し、製造プロセスでの処理時刻と共に蓄積した時系列データベースを作成する工程と、
前記時系列データベースから、材質値を予測したい製品の処理時刻よりも予め指定された時刻だけ遡った過去時刻から現在時刻までの、プロセス変数値と製品の材質値のデータを抽出する工程と、
前記抽出したプロセス変数値のデータを所定の整数化を行うことにより量子化して、該量子化値を過去事例検索のためのインデックスキーとして、前記製造プロセスの処理時刻、或いは製造プロセスの処理時刻に対応する前記時系列データベースの格納番号の少なくとも何れか1つと合せて、製品の材質値と共に検索用テーブルのメモリに格納する工程と、
前記材質値を予測したい製品のプロセス変数値の中で、予測のために予め抽出するよう指定したプロセス変数値のデータを製造プロセスから取り込み、該プロセス変数値を量子化する工程と、
該量子化したプロセス変数値を検索キーとして、前記検索用テーブルを検索し、前記検索キーの値と類似するインデックスキーを持つ過去事例のデータを類似事例として、類似度に従い選択する工程と、
前記選択した類似事例のデータから、製品の材質値と製造プロセスでの処理時刻、或いは製造プロセスでの処理時刻に対応する前記時系列データベースの格納番号を取り出す工程と、
前記取り出した製品の材質値、並びに、製造プロセスでの処理時刻或いは製造プロセスでの処理時刻に対応する前記時系列データベースの格納番号、に基づいて、製品の材質の予測値を算出する工程と、
該予測値を表示手段に出力し表示する工程と、を有することを特徴とする製品材質値の予測方法。
IPC (3件):
G06Q 50/00
, C21D 11/00
, G05B 19/418
FI (3件):
G06F17/60 108
, C21D11/00 101
, G05B19/418 Z
Fターム (21件):
3C100AA57
, 3C100BB15
, 3C100BB27
, 3C100EE10
, 4K038AA01
, 4K038AA03
, 4K038AA04
, 4K038AA05
, 4K038BA00
, 4K038CA00
, 4K038DA01
, 4K038DA02
, 4K038DA03
, 4K038DA04
, 4K038DA05
, 4K038EA01
, 4K038EA02
, 4K038EA03
, 4K038EA04
, 4K038EA05
, 4K038FA00
引用特許: