特許
J-GLOBAL ID:200903080729497273

プロセスの操業状態の制御方法、装置、及びコンピュータプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-187361
公開番号(公開出願番号):特開2007-004728
出願日: 2005年06月27日
公開日(公表日): 2007年01月11日
要約:
【課題】 物理現象が複雑で非線形性が強い製造プロセスの時系列データベースに対し、指定した操業条件と類似の過去の操業事例を検索し、検索結果から将来状態を予測して操業状態を制御する方法を提供する。【解決手段】 製造プロセスの時系列データベースを逐次作成し、現在時刻から予め指定した過去時刻までの所定のプロセス変数値を量子化し、現在時刻と合わせて検索用テーブルに格納する。制御起点時刻を起点としたプロセス変数値を量子化し、該量子化値を検索キーとして検索用テーブルを検索する。類似度基準に従い、前記検索キーと類似する量子化値を有するプロセス変数値の時刻を特定し、該プロセス変数値の制御起点時刻の操作変数の値と制御実現将来時刻の制御変数の値を取り出し、制御実現将来時刻で制御変数の値が設定した目標値に近づく操作変数の値を決定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
製造プロセス(プロセス)の操業状態の時系列データベースを逐次作成し、該作成したデータベースを用いてプロセスの操業状態を制御する方法において、 現在時刻から予め指定した過去時刻までの所定のプロセス変数の値(プロセス変数値)を前記時系列データベースから抽出する工程と、 該抽出したプロセス変数値を量子化し、該量子化値を現在時刻及び/又は現在の時系列データベースの格納番号と合わせて検索用テーブルに格納する工程と、 前記プロセス変数のなかから制御変数、操作変数、及び制御変数の目標値を予め設定する工程と、 制御の起点時刻A及び制御を実現したい将来時刻Bを設定する工程と、 該制御の起点時刻Aを起点としてプロセス変数値を前記時系列データベースから抽出する工程と、 該抽出したプロセス変数値を量子化し、量子化した値を検索キーとする工程と、 該検索キーを用いて前記検索用テーブルを検索する工程と、 予め設定した類似度基準に従い、前記制御の起点時刻Aを起点とした該検索キーと類似する量子化値を有する検索テーブルに格納されたプロセス変数値の時刻又は前記時系列データベースの格納番号を特定する工程と、 該特定した時刻を起点として前記制御を実現したい将来時刻まで、又は該特定した時系列データベースの格納番号を起点として前記制御を実現したい将来時刻の格納番号までのプロセス変数値を前記時系列データベースから取り出す工程と、 該取り出したプロセス変数値の該起点時刻の操作変数の値と該起点時刻から前記設定した制御を実現したい将来時刻の制御変数の値を取り出し、前記制御の起点時刻Aを起点とした前記指定した制御を実現したい将来時刻Bにおいて、前記制御変数の値が前記設定した目標値に近づく前記操作変数の値を決定する工程を有することを特徴とするプロセスの操業状態の制御方法。
IPC (3件):
G05B 13/02 ,  G05B 23/02 ,  G06Q 50/00
FI (3件):
G05B13/02 M ,  G05B23/02 301V ,  G06F17/60 108
Fターム (13件):
5H004GA08 ,  5H004GA14 ,  5H004GB03 ,  5H004KC05 ,  5H004KC09 ,  5H004KC22 ,  5H004KC25 ,  5H004KC27 ,  5H004KD52 ,  5H223AA01 ,  5H223CC08 ,  5H223DD03 ,  5H223EE30
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (13件)
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