特許
J-GLOBAL ID:201003035376633700

インバート部の掘削管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 荒船 博司 ,  荒船 良男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-256282
公開番号(公開出願番号):特開2010-085311
出願日: 2008年10月01日
公開日(公表日): 2010年04月15日
要約:
【課題】インバート部を容易かつ精度良く測量しながら、インバート部を必要以上に深く掘削する過掘り部が形成されてしまうことを極力防ぐインバート部の掘削管理方法を提供することを目的とする。【解決手段】ノンプリズムで測距・測角が可能なトータルステーション10と、インバート部2の設計断面座標が入力された演算装置20と、出力手段31および入力手段を有する携帯情報端末30とを接続してなる測量システムによって、まず、掘削前のインバート部2を測量し、工事車両3による掘削開始後、掘削途中のインバート部2を任意の回数測量し、さらに、掘削終了後にインバート部2を測量することを特徴とするインバート部2の掘削管理方法。これにより、プリズムを用いずにインバート部を容易に測量できるとともに、掘削前から掘削後にわたって測量することで測量精度に優れるので、過掘り部の形成も極力防げる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ノンプリズムで測距・測角が可能なトータルステーションと、 少なくともトンネルのインバート部の設計断面座標データが入力された演算装置と、 この演算装置による演算結果を出力する出力手段と、前記インバート部の設計断面に沿って任意に設定されるとともに前記トータルステーションで前記インバート部を測量する際の基準となる複数の測量基準点の位置情報を入力する入力手段とを有する携帯情報端末と、を互いにデータの送受信が可能な状態で接続してなり、 前記携帯情報端末の入力手段によって、前記複数の測量基準点の位置情報を入力した後、これら複数の測量基準点の位置情報に基づき、前記トータルステーションで前記インバート部を測量し、得られた測量点データを前記演算装置に送信して該測量点の3次元座標をそれぞれ求めるとともに、該3次元座標と前記測量基準点の座標との離れ距離から該測量基準点におけるインバート部の掘削深度を演算して導き出し、さらに、この演算結果を前記携帯情報端末の出力手段によって出力する測量システムによって、前記インバート部を測量しながら、工事車両によって前記インバート部の掘削を行うインバート部の掘削管理方法であって、 前記トータルステーションを、前記工事車両の作業範囲外であるとともに前記インバート部を測量可能な所定の位置に据え付けてから、前記複数の測量基準点の位置情報に基づき、前記測量システムによって、掘削前の前記インバート部を測量し、 その後、前記工事車両によって前記インバート部の掘削を開始し、この工事車両による前記インバート部の掘削の途中に、前記複数の測量基準点の位置情報に基づき、前記測量システムによって、掘削途中の前記インバート部を任意の回数測量し、 前記工事車両によって前記インバート部の掘削が終了した後、前記複数の測量基準点の位置情報に基づき、前記測量システムによって、掘削後の前記インバート部を測量することを特徴とするインバート部の掘削管理方法。
IPC (3件):
G01C 7/06 ,  G01C 15/00 ,  E21D 9/00
FI (3件):
G01C7/06 ,  G01C15/00 104A ,  E21D9/00 Z
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (7件)
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