特許
J-GLOBAL ID:201003048307287594

物体をタイヤ壁に取り付けるための装備付きのタイヤ及びそのためのファスナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 辻居 幸一 ,  熊倉 禎男 ,  弟子丸 健 ,  井野 砂里 ,  松下 満 ,  倉澤 伊知郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-517381
公開番号(公開出願番号):特表2010-534160
出願日: 2008年07月21日
公開日(公表日): 2010年11月04日
要約:
本発明のタイヤは、使用圧力までインフレートされるようになっていて、2部分構成型ファスナ(10)、特に自己連結型ファスナを用いて機能物体(27)、例えば電子回路を受け入れるよう設けられたエンベロープを有し、2部分構成型ファスナは、エンベロープの壁(22)に連結された第1の部分及びタイヤを用いているときに機能物体をエンベロープに取り付けて維持するために第1の部分に接触させると第1の部分と結合できる第2の部分を有する。ファスナ(10)の第1の部分は、エンベロープ(20)の壁(22)に連結された薄手の支持体(12)を有し、この支持体は、これが連結されている壁の構造的延伸能力に少なくとも等しい構造的延伸能力を有し、この支持体の存在によっては、タイヤの使用中又はオプションとしてタイヤの製造中に加わる応力の影響を受けてエンベロープの壁のその寸法方向における延伸が実質的に妨げられないようになっている。第1の部分と第2の部分との結合部材(13,18)が、或る特定の相互離脱能力をこれら部分に与え、その結果、ファスナの第2の部分によって保持された機能物体(27)が作動中においてタイヤの壁に生じる応力のうちの何割か又は全てを受けないようになっている。
請求項(抜粋):
ケーシングを有するタイヤであって、前記ケーシングの壁が、前記ケーシングを車両ホイールに取り付けた後、内部使用圧力を閉じ込めるのに適しており、前記タイヤが、物体を前記壁の一方の面に取り付けるタッチクローズ式ファスナを更に有し、前記ファスナは、前記壁に固定されていて、前記壁と共に変形することができる第1の部分と、前記第1の部分に当てられたときに、前記物体を前記タイヤの前記壁内のその使用位置に保持するように連結要素による前記第1の部分への機械的な接合に適した第2の部分とを有する、タイヤにおいて、 ・前記ファスナ(10)の前記第1の部分(12)は、前記ケーシング(20)の前記壁のその前記ファスナとのインタフェースのところでの変形に応動して前記ファスナ中に生じる応力が前記壁の前記変形を生じさせる応力よりも実質的に小さいように固有の変形性を有し、 ・前記第1のファスナ部分の存在によっては、前記壁の前記変形がそれほど妨げられないようになっており、 ・前記接合の位置では、前記連結要素(13,18)は、前記ファスナの前記第2の部分及び前記物体(27)の使用位置にある前記物体(27)への前記応力の伝達を制限する機械的弛みを前記第1のファスナ部分(12)と前記第2のファスナ部分(16)との間に生じたままにする、タイヤ。
IPC (4件):
B60C 19/00 ,  B29D 30/06 ,  B60C 23/04 ,  F16B 5/07
FI (4件):
B60C19/00 B ,  B29D30/06 ,  B60C23/04 H ,  F16B5/07 H
Fターム (13件):
3J001FA02 ,  3J001GA13 ,  3J001GB01 ,  3J001HA02 ,  3J001JD37 ,  3J001KA19 ,  3J001KB01 ,  4F212AH20 ,  4F212VA01 ,  4F212VD01 ,  4F212VL11 ,  4F212VL23 ,  4F212VL27
引用特許:
審査官引用 (13件)
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