特許
J-GLOBAL ID:201003048996021172

パイル経編地

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 茂雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-075645
公開番号(公開出願番号):特開2010-229569
出願日: 2009年03月26日
公開日(公表日): 2010年10月14日
要約:
【課題】パイルがベース経編地に確り係止されていて抜け難く、腰が強く、パイル長が短く押し倒され難く、パイル面が平滑でエンボス加工し易く、パイル繊維が平行に揃っていて吸水性がよく、形際先鋭にプリントすることが出来、弾性樹脂組成物が含浸し易く、人工皮革に仕上げ易く、耐圧縮性と耐摩耗性と耐洗濯性に優れたパイル経編地を得る。【解決手段】バック筬の地糸に編成されるベース経編地14に、フロント筬のパイル糸13を編み込んだ生機経編地15のニードルループ面を起毛し、パイル糸のニードルループ23によるカットパイル24を形成する。カットパイルの根元34を係止する地糸のニードルループは1針振りの閉じ目とする。パイル長Hは0.7mm以下とし、パイル経編地の総厚みTの2分の1 以下にする。地糸11・12をバック筬とミドル筬によって編み込む場合、その何れか一方の地糸のニードルループを1針振りの閉じ目にするとよい。【選択図】図2
請求項(抜粋):
(a) 経編機において、地糸(11・12)によって構成されるベース経編地(14)にパイル糸(13)を編み込んで編成される生機経編地(15)に起毛処理を施してカットパイル(24)を形成したパイル・デシテックス換算密度200000dtex/(25.4mm)2 以上のパイル経編地25であり、 (b) カットパイル(24)が地糸(11・12)の構成するニードルループ(21・22)の中を潜り抜けてベース経編地(14)のニードルループ面に突出し、 (c) カットパイルの根元(34)が地糸のニードルループによって結束されており、 (d) パイル糸(13)がベース経編地(14)のシンカーループ面に浮き出たシンカーループ(33)を形成し、 (e) パイル糸のシンカーループ(33)がカットパイルの根元へと続いており、 (f) カットパイル(24)の先端から地糸のニードルループ(21・22)に到るパイル長Hが0.7mm以下であり、 (g) パイル長Hがパイル経編地の総厚みTの2分の1 以下であるパイル経編地。
IPC (1件):
D04B 21/02
FI (1件):
D04B21/02
Fターム (6件):
4L002AA07 ,  4L002CB03 ,  4L002DA02 ,  4L002FA00 ,  4L002FA04 ,  4L002FA06
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 起毛経編布帛
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-126800   出願人:株式会社川島織物セルコン
  • 経編ベロア調パイル布帛
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-171367   出願人:藤井株式会社
  • 起毛経編地
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-143562   出願人:株式会社川島織物
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